東急文化会館跡地名称は「渋谷ヒカリエ」に決定、2012年春にオープン。

2010/04/14 17:36 Written by Narinari.com編集部

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50年近くの長きにわたり、東京・渋谷の文化施設として親しまれてきた東急文化会館が閉鎖・解体されたのは2003年のこと。跡地には新たに高層ビルを建設し、2012年に開業するという計画はすでに明かされていたが、その正式名称が「渋谷ヒカリエ」になることが発表された。

「渋谷ヒカリエ」は「渋谷から未来を照らし、世の中を変える光になる」という意志が込められた名称。建設中のビルは完成時に高さ約182.5メートル、地上34階、地下4階、延床面積約144,000平方メートルとなり、オフィスや東急百貨店、劇場などが入居。変化し続ける渋谷の街のシンボルタワーとして、「新たな価値を創造、発信していくプラットフォーム」となることを目指していく。

また、「渋谷ヒカリエ」の11階〜16階部分にはミュージカル劇場「東急シアターオーブ」がオープン。座席数は約2,000席、多様な演出や表現を可能とするフレキシビリティにこだわった劇場となる予定だ。

再開発事業は東京急行電鉄と東急文化会館跡地隣接街区の権利者で組織する「渋谷新文化街区プロジェクト推進協議会」が推進。東急東横線と東京メトロ副都心線渋谷駅を地下3階で直結させるなど、街の交通結節点としての利便性を高めるとともに、周辺街区との回遊性や賑わいの創出を通じて、渋谷の街全体の活性化を目的としている。

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