エスカレーターから落下の男の子をキャッチ、21歳男性の機転で命助かる。

2010/04/13 15:51 Written by Narinari.com編集部

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米国に住む4歳のジミー・レイベンくんは先日、危うく大けがをしたか、ひょっとすると命を落としていたかもしれないシチュエーションに遭遇しました。しかし、機転を利かせた21歳の男性によって命を救われたのです。

米紙サンディエゴ・ユニオン・トリビューンによると、その日、ジミーくんはカルフォルニア州オレンジ郡の「カレイドスコープ」ショッピングモールを訪れていました。

時を同じくして、モールのレストランへ食事に来ていたのが21歳のアントニオ・ジョーンズさん。アントニオさんは、タバコを吸うためにエスカレーターのある広場に出て来たのですが、そこで目撃したのが、昇りエスカレーターの脇に立って、手すりに片手を伸ばしているジミーくんでした。

ジミーくんは、手すりに触るとそのままもう一方の手もそこに乗せると、軽い彼の体はそのまま持っていかれることに。気がついたときには体が宙に浮き、スルスルと2階まで昇ってしまったのです。

この光景を目撃したアントニオさんは、「これは危険」とすぐさまジミーくんの真下に駆け寄りました。そしてジミーくんが地上から9メートルほどの場所に到達したとき、とうとう手が滑り、真っ逆さまに落下してしまったのです。

しかし、待ち受けていたアントニオさんがとっさに腕を伸ばすと、運良くジミーくんの両足をキャッチ。ジミーくんは頭を少しだけ地面にぶつけてしまったものの、かすり傷やあざ、こぶ程度で済み、病院に運ばれた後もすぐに退院することができました。

アントニオさん曰く「あんまりキャッチボールとか得意じゃないし、よく落とすんですけどね……」と、今回の一件はかなりラッキーだったとのこと。

ちなみにアントニオさんは、彼女と一緒に出かけたディズニーランドの帰りにショッピングモールを訪れていましたが、「彼女がハンバーガーを食べたいと言わなければ、ジミーくんの命は助からなかった」と語り、ジミーくんをキャッチしたことも含めて「すべては神のなせる業」だと感じているそうです。

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