リュシフェルの“復活”が正式に決定、公式サイトも4月20日にオープン。

2010/04/09 05:57 Written by Narinari.com編集部

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1990年代に人気を呼んだ少女マンガ「快感フレーズ」(作:新條まゆ)から飛び出し、実際にデビューも果たしたビジュアル系バンドのリュシフェル。2003年の解散から7年を経た今も多くのファンに愛されているバンドだが、そんなリュシフェルの“復活”が芸能事務所T.N.B.のサイトや新條まゆの公式ブログで告知されたのは昨年11月のことだった。しかしそれ以降、具体的な発表もないまま冬を越え、春を迎えてしまったが、4月7日、正式に期間限定での復活を発表。結成10周年記念の公式サイトプレページが立ち上がり、各メンバーもブログなどで告知している。

現在公開中のプレページでは、正式なオープン日となる4月20日に向けてのカウントダウンを実施中。また、昨年の“復活”告知以降、情報が錯綜していたことなどについてお詫びする内容の「T.N.B.からのご挨拶」が掲載されている。

そして同日には各メンバーも公式ブログや公式サイトを更新し、“復活”についてコメント。MAKOTO(ヴォーカル)は「もう一度あの感動をメンバーとそしてファンの皆と分かち合えるかと思うと、今すぐにでもステージに立ちたい気持ちです」、YUKI(ギター)は「少し照れみたいなのもありますが、期間限定と言う事で楽しんでいきたいと思います」、ATSURO(ギター)は「ファンも含めての大規模な同窓会みたいだ!」、SANTA(ドラム)は「みんなで楽しいお祭りライヴになれば良いかな〜。なんて!」、TOWA(ベース)は「待っててくれたみんな、また、まだ見たことない方もぜひ!この機会にどうぞ!」などなど、“復活”に向けてそれぞれの気持ちは高まってきているようだ。

また、新條まゆも8日に公式ブログを更新。「何が起こるのかはお楽しみに…快感フレーズ関係がザワザワし始めましたね。先日は、DSでゲームも発売されたわけですし本家本元がなにかやらないわけにはいきませんよね。まぁ、考えていますよ。いろいろと。あらゆるジャンルで。待て!続報!」と、なにやらファンの期待感を煽るようなコメントをつづっている。

なお、ライブの概要など、詳細については公式サイトで順次発表していく予定だ。


☆リュシフェルとは

リュシフェルは、マンガ「快感フレーズ」に登場する架空のバンド。同作品が「KAIKANフレーズ」としてテレビアニメ化された際に結成され、1999年9月にシングル「堕天使BLUE」でデビューした。マンガの中のバンドが実際にデビューするという当時としては珍しい展開や、バンド名はもちろんのこと、メンバーの名前もマンガの登場人物から名付けるという徹底ぶりは、作品のファンを中心に大きな話題を呼んだ(※ヴォーカルは咲也からMAKOTOに名前変更)。

当時のプロデューサーには、黒夢やGLAYも手がけた佐久間正英氏などが起用され、作詞・作曲にも森雪之丞、元JUDY AND MARYのTAKUYAら豪華なメンバーが参加。本格的な音楽活動を続けるうちに原作を知らないファンの獲得にも成功したものの、約3年4か月という短い活動期間で2003年1月に解散している。

「快感フレーズ」は、少女コミック(小学館)に1997年〜2000年まで連載されていた少女マンガ。コミックは累計1,000万部を超えるほどの大ヒットを記録し、テレビアニメ化や小説化といったメディアミックスも行われた。今年2月18日には、ニンテンドーDS用ソフト「堕天使の甘い誘惑×快感フレーズ」がフリューから発売されている。

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