ガレージの同じ場所で2度発見、古いコインを置いたのは幽霊の仕業?

2010/04/07 12:15 Written by Narinari.com編集部

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世の中には、常識では考えられないような不思議な現象がたくさんある。偶然が引き起こした自然現象なのか、全くのウソか、それとも超常現象なのか。どのように判断するのかは、それぞれの受け止め方次第だ。英国のある男性は、過去にたびたび幽霊の仕業(?)と思われる現象が目撃されていたというガレージで、今年に入ってから2回も70年以上前のコインが落ちているのを見つけた。しかし、なぜ古いコインが落ちていたのか理由が分からず、ガレージを所有する男性は困惑している。

英紙デイリー・メールによると、問題のガレージを所有しているのは、サウスヨークシャー州ドンカスターで自動車のタイヤ販売をしているニック・ホワイトさん。このガレージを買い取った3年前、ホワイトさんはガレージが“いわくつき”であることを知った。

なんでも2003年頃から、このガレージには幽霊が出没すると言われていたそう。その幽霊はどきどき1940年代頃の服装で姿を現し、石やコインを投げるなどのいたずらをしていたとされている。

しかも、ガレージには幽霊の存在を意識させるに足る歴史があった。それは、このガレージが以前チャペルとして使用され、第二次世界大戦中は臨時の遺体安置所となっていたという事実。そうした経緯もあってガレージの前の所有者は、聖職者を呼んで悪魔払いの儀式まで行ったそうだ。その甲斐あってか、ほどなくすると幽霊は姿を見せなくなり、ホワイトさんはその存在を伝え聞いただけだったようだが、今年に入ってから彼の身にも不思議な出来事が起き始めた。

2月のある日、ホワイトさんはガレージの床に落ちていた1枚のコインを発見する。1936年の数字が入ったコインは、当時の国王・ジョージ6世の肖像がデザインされている1ペニー銅貨。さらについ先日も、ホワイトさんが整備士と一緒にガレージに入ると、1枚目とほぼ同じ場所に今度は1938年製の銅貨が置かれていたという。

2回も起きたミステリーにホワイトさんは困惑。伝え聞いていた幽霊の話が、急に自分の身にも降りかかるハメになって不安なようだが、ホワイトさんは「鍵をかけた夜のガレージで何が起きているのかを知るのは、ちょっと怖い」と、事実確認をすることには少し及び腰だ。

それでも自分の身に降りかかったミステリーだけに、「コインがどこから来たのかを知りたい」とも語り、心は揺れ動いている様子。本当に幽霊の仕業なのか、ほかの誰かの仕業なのか、いずれにせよコインの出所を知るためには、ホワイトさんが検証への一歩を踏み出す勇気が必要だろう。

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