缶詰「スパム」がテレビCMで攻勢、“使い方の幅広さ”をアピール。

2010/03/11 20:31 Written by Narinari.com編集部

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ゴーヤチャンプルやスパムむすびなどの食材として、日本にもたくさんのファンを持つランチョンミートの缶詰「スパム」。しかし、一般的には沖縄料理やハワイ料理のイメージが強く、「家庭では使い方がわからない」という消費者の声も少なくない。販売元のホーメルフーズは日本公式サイトで、料理のバリエーションを知ってもらおうとさまざまなレシピを紹介するなど、日本での「スパム」普及に向けた取り組みを行っているが、さらなる親しみやすさや認知度向上に向けて、3月15日からテレビCMを放映(※関東全域)することになった。

今回放映されるテレビCMは、「スパム」ブランドのオリジナルキャラクターである「スパミーくん」が登場するコミカルなもの。「スパミーくん」が歌とダンスを交えながら、家庭のシェフであるママに「好きにして!」と全身をフルに使って、弾けんばかりにアピールする。また、「スパミーくん」の歌とダンスの合間には、料理のバリエーションも紹介するといった内容だ。

CMソングを歌うのは、アメリカンファミリー生命保険会社(アフラック)のCMソング 「まねきねこダックの歌」でおなじみのたつやくん。たつやくんは、CMの最後にハニカミながら「好きにして……」とママの質問に答える「スパミーくん」のセリフも担当している。

このCMはたつやくんにとっても印象深いものだったようで、「スパミーくんはカワイイ! 踊りを見てると、僕も踊りたくなります」と、昔、HIPHOPを習っていた経験からダンスがとても気に入った様子。また、「スパミーくんのプレゼントがあったら欲しいな。収録中は凄く楽しかったです!」と、すっかり「スパミーくん」の虜となったようだ。

CMは3月15日から、関東全域にてスポット放映。また、日本公式サイト(//www.spam-jp.com/)内の「CM&ムービー」ページでも、同日から公開される予定だ。

ちなみに、これまで「スパム」のCMは沖縄県で放映されたことがあるが、それは韓国で放映されたCMのリサイクル。今回は初めての、日本向けオリジナルCMとなる。


☆成長する「スパム」

1937年に誕生した「スパム」ブランドは、豚肉とスパイスを主原料とする缶詰入りのランチョンミート製品。その味わいだけでなく、プルトップ式で開けやすく“カワイイ”ルックスの缶と、さまざまな料理の材料に使える手軽さにより、多くの人々に長年親しまれてきた。米国の家庭ではおなじみの「スパム」は、米国以外の世界市場においても2004年以来、平均9.2%の成長を遂げ、2008年には1億8,000万個を超える缶を販売している。また、米国から日本への輸出は、前年比41%増だった。


☆発表会の様子

今回のCMは、3月10日に東京・六本木の「グランド ハイアット 東京」で行われた記者発表会の場で発表されたもの。発表会ではホーメルフーズ・インターナショナル社長のリチャード・A・ブロス氏や日本支社長の行田ちづる氏らが登壇し、今後の事業展開やマーケティング活動などを説明したほか、「スパム」を使用した料理の試食会も行われた。


試食会で用意された料理は次のとおり。

「ホット&スパイシースパムと春野菜の生春巻き アボカドケッパーソース」
「サーモンのマリネ ライトスパムと林檎のサラダ添え」
「ガーリックスパム入りミネストローネスープ バジルペーストとパルメザンチーズ」
「レギュラースパムと彩り野菜のオムレツ フレッシュトマトソース」
「レギュラースパムカツ」
「20%減塩スパムのフリッター ウォックフライベジタブル添え」
「レギュラースパムと茸のカレー バターライスとオニオンフライ」
「レギュラースパムバーガー テリヤキソース」



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