ノープランデートは58.5%が「よくある」、当日ケータイで探す人も多数。

2010/03/11 14:15 Written by Narinari.com編集部

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恋人と付き合い始めの頃は、事前にデートの準備や入念な下調べをしていたのに、次第にそれもなあなあに……なんてことはよくある話。付き合いが長くなればなるほど、デートでどこに行こうか悩んでいるというカップルも多いが、そんな男女のデートの実態を探るべく、KDDIのEZナビウォーク ナビデート作戦が「デートに関する男女の意識調査」を実施した。

この調査はデートコースをナビゲーションしてくれるコンテンツ「8つのドキドキ ナビデート作戦」を3月11日から開始するのに先立ち、異性との交際経験がある20代〜30代の未婚の男女400人と、20代〜30代の結婚3年以内の男女400人を対象に行われたもの。2月27日〜3月1日の期間に行われた。

まず、「デートプラン(お店など)を当日決めることはありますか」とたずねると、「よくある」(58.5%)と「ときどきある」(27.8%)を合わせた86.3%が「ある」と回答。全体的に“ノープラン”のままデートに向かう人が多いことがわかった。

また、デート中に行きたい場所(住所・地図)を調べる際、利用する情報ツールについてたずねたところ、トップは「パソコンから出力した地図」(64.0%)に。2位の「携帯電話」(58.0%)も高い割合で、過半数を超えたのはこの2つという結果となった。事前に行き先を決めない“ノープランデート”が多い中、携帯電話も行き先を決める重要な情報端末となっていることがうかがえる。

次に、直前に迫ったホワイトデー(3月14日/今年は日曜日)におけるデートのプランニングについてたずねたところ、最も多かったのは「まだ決めていない」(49.8%)に。以下、「デートをする予定」(28.0%)、「デートをする予定はない」(22.3%)と続いた。また、デートの予定がある人の中でも65%もの人がデートプランを決めていないと回答。間近に迫ったホワイトデーに関しても多くの人がデートプランを決めていないという実態が明らかとなった。

ちなみに、彼氏・彼女の「どちらがデートプランを決めた(決める)か」との質問をしたところ、「男性主導」は39%と半数以下になり、これまで男性から女性への“お返し”として男性主導でプランニングされていると思われていたホワイトデーのデートプランも、昨今は女性によるプランニングが進んでいる状況が浮き彫りとなっていると言えそうだ。

さらに、結婚3年以内のカップルに絞って比較調査を行ったところ、未婚のカップルと比べて、結婚3年以内の夫婦は、結婚前・結婚後ともに、主導権を握っているのは「女性」と回答した人が多いことも分かった。デートプランを考えるのも「自分」と回答した女性が37.5%と、「相手」と回答した女性23%を上回り、結婚3年目以内のカップルのほうが女性主導傾向が鮮明となっているようだ。

「8つのドキドキ ナビデート作戦」(//navi-date.com/)では、みうらじゅんや出川哲朗らが8人の著名人がそれぞれ8つのナビデートコースを提案しているが、その中から「あなたが最も行ってみたいと思うデートコース」をたずねたところ、人気上位は「人気の下町グルメを食べ歩く下町グルメデートコース」(28.3%)、「お金がなくても愛があれば楽しめる無料スポット巡りデートコース」(21.3%)、「ちょっと変わったスポットを巡る珍日本紀行デートコース」(20.5%)となり、「ゴージャスなレストランやショッピングスポットを巡るバブル体験デートコース」(7.3%)、「ギャラリーやおしゃれカフェを巡る草食男子デートコース」(6.8%)と比べ、“安・近・短”“わかりやすい食の魅力や無料というメリットのある質実剛健なデートコース”が支持される結果となっている。

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