ヴォーカル・中村耕一逮捕でJAYWALKのメンバーがコメントを発表。

2010/03/10 16:30 Written by Narinari.com編集部

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3月9日に覚せい剤取締法違反(所持)の容疑でヴォーカルの中村耕一容疑者が逮捕されたことを受け、10日、JAYWALKのメンバーが公式サイトでコメントを発表した。

リーダーの知久光康は「JAYWALKは全員が支え合っているつもりでしたが、僕は耕一さんを支えていなかったのかもしれません」と苦渋のコメント。ベースの中内助六は「多少時間にルーズなところはご愛嬌で、薬物の影響を受けているということになど、全く疑うことはありませんでした」と、これまでの中村容疑者の行動を振り返っても薬物を使用していたとは全く気が付かなかったという。また、「もう若くないので再起できるかどうか、正直わかりませんが、前をむいてこれからも過ごしてゆきます」と、率直な胸の内を明かしている。

中村容疑者は9日未明、東京都港区西麻布の路上で覚せい剤を所持していたところを現行犯逮捕され、その後、自宅マンションの家宅捜索ではコカインや大麻を押収。所属レコード会社のワーナーミュージックは契約解除を決め、以前所属していた徳間ジャパンやクラウンも作品回収を決めた。また、5月には全国23公演の30周年記念ツアーを予定していたものの、これも全公演中止に。作品の回収費用やツアー中止による被害額は総額5億円に上ると伝えられている。

各メンバーのコメントは次のとおり。

◎知久光康(リーダー/ギター)
JAYWALKは全員が支え合っているつもりでしたが、僕は耕一さんを支えていなかったのかもしれません。目の前で汗びっしょりになって唄ってくれることに、僕は支えられていました。でも、ルールは守らなければいけません。今でも友達であり仲間であると思っています。耕一さんの横でギターを弾きたい、と思っています。

◎杉田裕(キーボード)
未だに信じられない気持ちで一杯ですが、この事実は受け止めざるを得ません。中村耕一の更生を待ち、いつの日かまた音楽を一緒に作れる事を望んでいます。

◎田切純一(ドラム)
言葉が上手く見つかりませんが、耕一さんが皆様に大変ご心配かける事をしてしまいました。申し訳ありません。彼の行動は社会的に許されるものではありませんが、心の中にあったプレッシャーを私達が気づかなかった事は残念でなりません。
JAYWALKは彼の声無くして考えられません。彼の素晴らしい声を再び聴ける日まで、待ちます。

◎中内助六(ベース)
JAYWALKを気にかけてくださるみなさま、こういう形でご挨拶することになり、本当に申し訳ない気持ちでいます。
耕一さんとは日ごろから温厚な面持ちで、全幅の信頼をおいてここまで一緒にやってきました。多少時間にルーズなところはご愛嬌で、薬物の影響を受けているということになど、全く疑うことはありませんでした。でも事件として明るみになった以上、私自身もこの事実を受け入れ、1メンバーとして重い責任を感じています。人様より一段高い華やかなステージで影響を与える仕事だからこそ、肝に銘じて、同じ仲間として再発防止に努めます。
ファンのみなさま、関係者各位のみなさま、ご心配ご迷惑をおかけしてしまいごめんなさい。もう若くないので再起できるかどうか、正直わかりませんが、前をむいてこれからも過ごしてゆきます。

◎浅川昌輝(ギター)
このような事がおきてしまい、大勢の皆さまにご迷惑をおかけしました事、大変申し訳ありません。僕自身本当に残念で、悔しい、そういった気持ちが入り混じっております。
薬物使用は社会では決して許される事ではありません。それなのに何故手を出してしまったのかと、思うばかりです。ただ、今までメンバーとして信頼して一緒に音楽を作り上げてきました。ですので、しっかり更生して、皆様の前にたてる日が来て欲しいと望むばかりです。

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