間寛平が主演するイラン映画の出演シーン撮影開始「ホンマに不思議」。

2010/02/25 15:07 Written by Narinari.com編集部

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マラソンとヨットで世界一周する「アースマラソン」挑戦中にイラン映画「ランアンドラン」への主演が決まった間寛平が、出演シーンの撮影初日に臨み、現場の様子を公式ブログで報告している。 

2月25日に更新されたエントリー「『ランアンドラン』撮影初日」によると、間寛平は「『待っていました!』という映画スタッフに迎えられ」現場入り。「今日から5日間、寛平さんのカットをとにかく撮りまくり、そして3月上旬には完成させようと言うまさに奇跡をみんなで起こそう!というスケジュール」で撮影が進められており、日数は短いものの、かなり濃密な現場となっているようだ。

これだけ急ピッチなのは、3月20日から沖縄・宜野湾市と那覇市で開催される「沖縄国際映画祭」に同作の出品が決まっているため。撮影自体は2月初旬から始まっており、間寛平が出演しないシーンを先に撮影、すでに編集にも取りかかっているという。

もともとこの作品の企画は、「アースマラソン」への挑戦に感銘を受けたカマル・タブリズィ監督が熱望する形で実現した経緯があるため、現場の熱気はムンムンのようで、間寛平も「ホンマに不思議やなあ。地球一周走りたいと思って走り始めたら、いつの間にかイラン映画に出てるねんで。それも何の知り合いでも何でも無いイランの有名な監督が“アースマラソンに感動したから是非映画作らせてくれ!そして出てくれ!”って言われて…もう不思議すぎて嬉しすぎて…」と感慨深い様子だ。

カマル・タブリズィ監督はイラン映画界で注目されている監督の一人で、イラン映画の巨匠アッバス・キアロスタミ監督(カンヌ国際映画祭パルムドールの「桜桃の味」など)の盟友としても知られている。東京国際映画祭にも出品された「風の絨毯」(日本・イラン合作/2003年)では、三國連太郎、榎木孝明、工藤夕貴らが出演したことでも話題を呼んだ。

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