ドラマ「ショムニ」OPテーマなど、2人組ユニットのSURFACEが解散発表。

2010/02/14 01:34 Written by Narinari.com編集部

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連続ドラマ「ショムニ」や「お水の花道」(ともにフジテレビ系)のテーマ曲などで知られる男性2人組ユニットSURFACEが、公式サイトと椎名慶治(ボーカル)の公式ブログで解散を発表した。

公式サイトに掲載された解散の報告によると、12年間の活動に終止符を打つことに決めたのは「個々の更なる飛躍の為」。これに伴い、2005年から小文字の「surface」表記にしていたユニット名をもとの大文字の「SURFACE」に戻し、12年間にリリースした全シングル+新曲4曲で構成されたベストアルバム「Last Attraction」の発売(4月28日)を予告している。また、6月13日には東京国際フォーラム・ホールAで解散ライブを行う。  

そして、公式サイトには椎名慶治と永谷喬夫(ギター)それぞれのメッセージも掲載。椎名慶治は「どうか僕等二人の決断を許さないでほしい。そして、どうか行き場のない感情をいつまでも忘れないでほしい。その間はアナタの中に僕等SURFACEがいられるから」とつづり、メジャーデビュー曲「それじゃあバイバイ」の歌詞にかけて「アッカンベーしてさよなら 軽いノリでいきましょうそれじゃあまた明日ネ バイバイバイ」とファンに別れを告げている。

一方の永谷喬夫は「たくさんのファンの方に出会い、たくさんのスタッフの方に出会い、皆がたくさんの愛情を注いでくれた事に今、改めて感謝の気持ちで一杯です」と感謝。「この解散は僕にとってもの凄く意味があります。時は流れ音楽ビジネスの状況が目紛しく変わる中、それでもミュージシャンでいたいという気持ちが強くあったからこその僕なりの決断です」と解散に至った心境を告白している。

SURFACEは1998年に1stシングル「それじゃあバイバイ」でメジャーデビュー。同曲がいきなりドラマ「ショムニ」(第1シリーズ/主演:江角マキコ)のオープニングテーマに抜擢され、平均視聴率21.8%を記録したドラマのヒットと相まって広く知られるようになった。

さらに4thシングル「なにしてんの」はドラマ「お水の花道」(主演:財前直見)、8thシングル「ゴーイング my 上へ」は「ショムニ」(第2シリーズ)、11thシングル「その先にあるもの」は「新・お水の花道」のテーマ曲となり、その後、バラエティ番組「Matthew's Best Hit TV+」(テレビ朝日系)やアニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」(テレビ東京系)にも起用されるなど、テレビ番組とタイアップした楽曲は数多い。2005年にはレコード会社を移籍。これを機にユニット名を小文字の「surface」表記にしていた。

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