男性は妻や恋人をよく知らない? 英調査で明るみになった男性の実態。

2010/02/10 14:38 Written by Narinari.com編集部

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女性に比べれば、とかく“鈍感”と言われることの多い男性。例えば髪を切ったのに、夫や彼氏は全然気が付いてくれない――といった女性の不満もよく聞かれる話だ。口に出さないだけなのか、それとも本当によく見ていないのか。いずれにしてもある意味、男ならではの行動パターンかもしれない。それでも「自分の好きな人のことくらい、ちゃんと分かってるよ」と、多くの男性の声も聞こえてきそうだが、英国の香水店チェーンが、パートナーへのプレゼント購入のために来店した男性2,000人にアンケートを行い、パートナーの特徴について質問をしたところ、男性があまり“分かっていない”実態が浮き彫りになったという。

この調査は、英国やアイルランドに店舗を構える「The Perfume Shop」が行ったもの。パートナーの香水を買うために来店したとあって、相手を思う心優しき男性たちであることは間違いないが、しっかりとパートナーのことを理解しているのかというと、それは別の問題のようだ。全体の6割が「彼女の隅々まで知っている」と自信たっぷりに答えたものの、詳細な質問をしていくうちに、次々と知らない部分を露呈することになってしまった。

英紙デイリー・テレグラフによると、店の来店目的にも繋がる「彼女の好きな香り」について男性たちにたずねると、実に3分の1が「全く見当がつかない」と回答。また、22%の人は「彼女が好きな香りと間違えて(別の香水を)買った経験がある」そうで、こうした勘違いも含めると、好きな香りを正確に把握していない男性は相当いるようだ。

しかし、これはまだ序の口。英紙デイリー・メールは、30%が「ブラジャーのサイズを知らない」との結果も紹介。さらに27%は「パートナーの服や下着のサイズを間違えて買った」経験があり、そのうち3分の1は「間違いが原因でけんかに繋がった」という。ほかにも「パートナーの眼の色を知らない」が12%、「自然状態の髪の色を知らない」が8%となり、極めつけは「彼女の生年月日を知らない」人が10%いた。

また、パートナーの会社での肩書や、親友の名前を知らない男性も約1割ずつ見られるなど、今回の調査から、実は「パートナーを隅々まで知らない」男性が意外といることが判明。半数以上の男性は「パートナーを知る努力がもっと必要」と認めているが、同時に61%の人が「パートナーについての細かい情報を覚えても、役に立たない」と、やや開き直り気味だ。対して「パートナーは自分のことをすべて知っていると思うか」の質問には、80%の男性が「そう思う」と回答している。

The Perfume Shopのスポークスマンはこの調査結果について「衝撃的」とコメント。人間関係の専門家フランシーヌ・ケイ氏は「男性にとってパートナーの詳細についての知識は重要ではない」とした上で、「特定のことを覚えていて欲しいなら、男性に伝えなくてはならない」と女性にアドバイスを送っている。

もちろん男性全員がそうとは言い切れないが、何かあるたびにイラッとしたり、残念な思いをしたくない女性は、大切な記念日や指輪のサイズなどは、常日頃からアピールしておいたほうが良いのかもしれない。

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