犬語翻訳機「バウリンガル」がiPhoneアプリに、Twitter連携機能も搭載。

2010/02/09 13:47 Written by Narinari.com編集部

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愛犬が何を思い、何がしたいのか。きっと犬を飼っている人なら誰もが思うであろう、「もっと深いコミュニケーションがとれたら良いのに」という望みを叶えてくれる“犬語翻訳機”として、タカラ(現タカラトミー)が2002年に発売した「バウリンガル」。その斬新なコンセプトはメディアでも賞賛され、国内外で30万個を出荷するヒット商品となったが、あれから8年の月日を経て、今夏iPhone向けのアプリ版が登場する。

iPhone向けの「バウリンガル」は、犬の鳴き声をリアルタイムに音声分析し、変換して、犬の気持ちを文字で表示する翻訳機能を搭載。そのほか犬の写真を魚眼レンズで撮影したように加工できる写真編集機能、翻訳機能で翻訳された内容や加工した犬の写真をTwitterに連携して表示する機能も備える。

Twitter機能では、ログイン後に翻訳された犬のつぶやきが表示され、飼い主のコメントとともに投稿可能。愛犬家同士のコミュニケーションツールとしてTwitterを活用する仕組みだ。

「バウリンガル」は、音声&音響科学分野の第一人者・鈴木松美博士が所長を務める日本音響研究所と、動物行動学の専門家である小暮規夫博士、ケータイコンテンツの企画・開発のインデックス、そしてタカラが共同で開発。2002年9月の発売後、同年10月には米ハーバード大学系科学ユーモア雑誌が主催する「イグノーベル賞」平和賞を受賞した。

また、2003年にはボーダフォン(当時)向けのケータイアプリ「バウリンガルコネクト」、2009年には進化版「バウリンガルボイス」が登場している。

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