米ディズニーで痴漢に遭遇、アトラクション記念写真に“決定的瞬間”。

2010/02/05 13:57 Written by Narinari.com編集部

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テーマパークのライド系アトラクションの最後に、フラッシュがパチリ。アトラクションを降りて出口に向かうとプレビュー画面が用意されており、どのような表情やポーズで撮影されているのかを確認、気に入ったら想い出の一コマとして記念写真を購入する――というのはおなじみのサービスだが、米国のディズニーランドで、この記念写真に“決定的な痴漢の瞬間”が写っていたという出来事があった。

31歳のクリスティーナ・エスキヴェルさんと、12歳の娘アレキサスちゃん親子がカリフォルニアのディズニーランド・リゾートを訪れたのは1月29日のこと。米紙ロサンゼルス・タイムズによると、親子は17時半頃、フリーフォールタイプの「トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー」に乗り、存分にアトラクションを楽しむはずだった。

ところが、建物内が暗くなると、クリスティーナさんはどこからか伸びてきた手に胸を触られ始めたという。米放送局ABC系列KABC-TVに対し、彼女は「男の手を掴んで、押し返そうとしました。ショックでどうするべきかわからなかったんです」と、そのときの心境を告白。また、右隣に座っていたアレキサスちゃんは「ママは体を動かして、何とか男から離れようとしてました」と、当時の状況を説明している。

男の痴漢行為は建物内が明るくなると同時に終わり、クリスティーナさんは犯人の顔をしっかりチェックできなかったそうだが、証拠は思わぬ形で残されていた。アトラクションを降り、出口で記念写真のプレビューが映し出されたモニターを見ると、そこには自分に手を伸ばしている男。嫌がる様子のクリスティーナさんが写っていただけでなく、犯人の後ろに座っていた男が、拍手をして喜んでいる姿も写っていた。

アレキサスちゃんは乗車前、犯人と喜んでいる男が囁きながらクリスティーナさんのほうへ視線を送っていたとも話しており、2人は仲間のよう。証拠を目にしたクリスティーナさんは写真を購入しなかったそうだが、表示された画像を自分のカメラでしっかり撮影。その後、ディズニーランドの関係者に通報した。警備員によって犯人探しも行われたが、通報までの10分間で犯人の男らは姿を消してしまい、現在はアナハイム警察が事件を捜査中。犯人らの情報提供を呼び掛けている。

“夢の国”で楽しい想い出を作るはずが、とんだ災難にあってしまったクリスティーナさんとアレキサスちゃん。クリスティーナさんは「私は娘との時間を過ごすためにディズニーランドに行ったんです。襲われるためではありません」と怒りを露わにしている。

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