「ネズミ恐怖症」の元妻にネズミで復讐、19匹を家に放り込み逮捕。

2010/02/02 13:05 Written by Narinari.com編集部

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ムーソフォビア(musophobia)という言葉をご存知でしょうか。「フォビア」は恐怖症の一種ということを表しています。それでは「ムーソ」とは? これはラテン語の「ネズミ」を意味する言葉「mus」が語源です。すなわち、ムーソフォビアとは「ネズミ恐怖症」のことを意味します。  

このネズミ恐怖症を利用して、元妻である女性に復讐しようとした男が、スウェーデンで先日逮捕されました。59歳の容疑者は、元妻が自分のもとを去ったことに腹を立て、なにかの形で仕返しをしようと考え、彼女が大のネズミ嫌いだったということを思い出したのです。

スウェーデン紙ザ・ローカルによると、事件が起きたのは先週末のこと。ストックホルム郊外のミャースタに住むこの女性(37歳)のアパートに早朝たどり着くと、ドアの郵便受けの隙間から、ネズミを室内に放り込んだのです。

目が覚めて家中がネズミだらけになっていると気付いた女性は、もちろん大ショック。警察に通報して助けを求めましたが、あまりにも精神的なショックが大きく、その後、病院で安静になるまで治療が必要だったほどでした。

出動した警察が保護したネズミはなんと19匹。署で引き取ることになりましたが、いきなりやって来たネズミをどのように世話したら良いのか判らないため、警察は獣医にアドバイスを求めたそうです。
    
男は犯行直後に、脅迫と動物の非人道的扱いの容疑で逮捕されました。ちなみに事情聴取では、ネズミの引き渡しを要求していると伝えられています。

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