2分半で120単語を入力、ケータイテキスト早打ち大会で韓国人ペアが優勝。

2010/01/20 04:34 Written by Narinari.com編集部

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ケータイが普及し、コミュニケーションツールの中心が通話からメールへと変化していく中で生まれた「テキスト早打ち」というスキル。特に若年層においては、利き手での早打ちはもちろん、両手の指を器用に動かしながらの早打ちなど、驚くべきスキルを持つ人も少なくない。そんな「テキスト早打ち」に自信のある世界の人々が火花を散らしたワールドカップが、先日、米ニューヨークで開催された。

米紙ニューヨーク・デイリーニューズなどによると、この大会は、1月14日に韓国のLGエレクトロニクス主催で行われたもの。3回目となる今年は各地の予選を含めると、20万人以上が参加して競われた。予選を勝ち抜いてニューヨークでの大会にエントリーしたのは、韓国、米国、カナダ、スペイン、ポルトガル、オーストラリア、ニュージーランド、ロシア、ブラジル、アルゼンチン、インドネシア、メキシコ、南アフリカの計13か国26人。競技はモニターに映し出された語句を、ケータイに入力する形で行われた。

この競技は早打ちのスピードだけでなく、いかに打ち間違いや文字の省略がないかもポイント。最終決戦は17歳と18歳の韓国代表ペアと、14歳と16歳の米国代表ペアによる戦いとなったが、最後は2分26秒で120の単語を打ちこんだ韓国代表ペアが優勝を飾り、「世界一の携帯テキスト早打ち」の栄冠を掴んだ。ちなみに、韓国代表の早打ちスピードは、米国代表が「彼らはクレイジーな凄さだと思った」(ニューヨーク・デイリーニューズ紙より)と脱帽するほどだったという。

しかし、2位に敗れた米国代表のケイト・ムーアさんとて、1か月に1万2,000通のテキストメッセージを作成し、1秒間に最高3.5文字を打ち、「話しながらでも早打ちができる」という強者。そんな彼女を破った韓国代表の2人の実力は、推して知るべしといったところか。

なお、韓国代表の17歳ぺ・ヨンホさんはオペラ歌手になるため、18歳ハ・モミンさんはエンジニアを目指すために、賞金10万ドル(約910万円)を均等に分けたそれぞれ5万ドルを勉強資金として貯金するという。

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