「倹約芸人」のイメージはオードリーが断トツ、「散財芸人」は狩野英孝。

2009/12/18 15:19 Written by Narinari.com編集部

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まだ売れない時期に金銭的な苦労を経験していることもあり、お金にまつわるエピソードを披露することの多いお笑い芸人たち。「欲しかった物を手に入れた」「美味しいものが食べられるようになった」「いつ売れなくなるか分からないので貯金している」など、ブレイク後に手にした大金をどのように使うのかは人それぞれだが、そうしたお笑い芸人のお金の使い方について、世間はどのようなイメージを抱いているのだろうか。東京スター銀行がイメージ調査を実施したところ、貯金が上手な「倹約芸人」のイメージはオードリーが断トツの1位、逆にお金をすぐに使ってしまいそうな「散財芸人」には狩野英孝が1位に選ばれている。   

この調査は、東京スター銀行が25〜59歳の有職者・専業主婦600人を対象に行った「預貯金と借入れに関するアンケート調査」の一項目として質問したもの。まず、「不景気でも、お金を貯め込んでいそうな若手『倹約芸人』ナンバーワンは誰だと思うか」についてたずねたところ、61.5%の支持を集め、「オードリー」が1位となった。その理由としては「テレビで節約家なのが知れ渡っているから」(39歳男性・埼玉県)、「春日の倹約家ぶりはテレビでも紹介されているから」(26歳男性・東京都)といった声が寄せられ、メディアでたびたび披露される春日俊彰のイメージが浸透していることがうかがえる。

2位以下は「たむらけんじ」(7.0%)、「エドはるみ」(6.7%)、「イモトアヤコ」(4.3%)、「小島よしお」(4.0%)、「はんにゃ」(2.9%)、「世界のナベアツ」(2.7%)、「芋洗坂係長」(1.1%)、「桜塚やっくん」(1.1%)、「山本高広」(1.1%)の順に。2位の「たむらけんじ」には「事業も成功したし、今は結構貯めこんでると思います」(29歳女性・神奈川県)など、「焼肉たむら」経営者としての“顔”から来るイメージを抱く人が多いようだ。

一方、「不景気でも、収入以上にお金を使ってしまいそうな若手の『散財芸人』ナンバーワンは誰だと思うか」についてたずねたところ、トップは「狩野英孝」(22.0%)に。その理由としては「贅沢をしそうな雰囲気なので」(57歳女性・東京都)、「見栄を張っていそう」(27歳女性・神奈川県)といった声が寄せられるなど、見た目から来るイメージが先行しているようだ。

2位以下は「渡辺直美」(10.5%)、「たむらけんじ」(9.7%)、「小島よしお」(6.9%)、「はんにゃ」(6.1%)、「世界のナベアツ」(3.6%)、「くまだまさし」(2.9%)、「桜塚やっくん」(2.9%)、「芋洗坂係長」(2.5%)、「天津木村」の順となっている。

なお、この調査ではほかに全体的な預貯金に関する質問もしている。まず、今冬のボーナスが出たかどうかについてたずねたところ、「出た」(4.7%)と「まだ出ていないが出る予定」(46.6%)を合わせた51.3%が「出た・出る予定」と回答。しかし、昨冬のボーナスとの比較では「増えた(増える見込み)」はわずか9.4%で、「減った(減る見込み)」は56.5%となるなど、半数以上は昨年よりも“厳冬”を肌で感じているようだ。

また、今冬のボーナスが「出た・出る予定」の人に対し、その使い途をたずねたところ、58.1%は「預金・貯金をする」と回答。年代別に見ると20代は75.9%、30代は66.7%と非常に高く、逆に40代は44.6%、50代は45.1%と半数を割り込む結果となり、若年層のほうが将来の不安に備えて貯蓄に回す傾向が強く現れている。

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