「妊娠は危険」医師が警告も、世界一小さな母親が元気に3人目を出産。

2009/12/09 22:44 Written by Narinari.com編集部

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米ケンタッキー州に住むステイシー・ヘラルドさん(35)と夫ウィルさん(27)のもとには、先日、クリスマスプレゼントが一足早くやってきました。11月28日に、3人目の子どもが誕生したのです。その赤ちゃん、マラーチくんは予定日より2か月も早く誕生したため、体重が約950グラムと小さいのですが、病院スタッフの手厚い看護によって、保育器の中で健やかに育っています。

しかし、小さいのはこの赤ちゃんだけではありません。実は母親のステイシーさんは、3年前に最初の子であるカテーリちゃんを出産した際に、「世界一小さな母親」として、欧米メディアで話題になった人。彼女の身長は約71センチしかありません。

英紙デイリー・メールによると、ステイシーさんは骨形成不全症と呼ばれる先天性の疾患を持っています。これは、骨に大切な成分のI型コラーゲンの異常が成長を阻害してしまう病気で、骨だけでなく、難聴や皮膚の異常など、いろいろな合併症があるそうです。

そのため、4年前にウィルさんと結婚した時に、医師は「妊娠するのは体に大きな負担がかかる。母体と赤ちゃん双方の命が危険にさらされるので、絶対に避けた方が良いだろう」とアドバイスしていました。

ところが、ステイシーさんの子どもを望む気持ちは、その警告の前にも薄れることがありませんでした。彼女は3年間で3人の赤ちゃんを無事に出産。いずれの出産後も健康が悪化することはなく、医師らも驚くような“母の力”を見せつけたのです。

それにしても健康な母親でも、小さな子ども3人を養育するのは大変な重労働。ステイシーさんは一体どうやって乗り切っているのでしょうか。彼女曰く「夫(身長175センチ)が助けてくれるから、大丈夫」とのことです。

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