保阪尚希が激怒、駐車場で高齢者の車に追突され「殺そうかと思いました」。

2009/12/03 20:44 Written by Narinari.com編集部

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俳優の保阪尚希が駐車場に停車していたところに、バックしてきた車が突っ込んできた――。そんな事故に遭遇した一部始終を、怒りを交えながら公式ブログで報告している。 

公式ブログ「保阪屋本店」の12月3日付けエントリー「追突されました」によると、この事故が起きたのは同日、近所のスーパーでのこと。保阪尚希が駐車場に車を停め、中に居たところに「前のマークIIがフル加速でバックして来て」フロント部分にぶつかったという。直前には危険を感じてクラクションを鳴らしっぱなしにしていたものの、そのままぶつかってしまったそうだ。

幸い車は大きなアメ車だったため、「ナンバープレートとバンパーに傷が入っただけ」でケガもなかったが、マークIIを運転していたのは「70位の爺さんで『枯葉マーク』も着けず、降りてきて謝りもせず」去ったことから、「殺そうかと思いました」と激怒。ただ、ご近所の住人だと思われることもあり、グッと怒りを鎮めたという。

そこからエントリーの内容は高齢者の免許問題に展開。「60才になったら1年更新の免許にして 実技講習をして レベルに達しなければ社会の為に免許を剥奪するシステムは必要であると思う」「痛ましい事件(アクセルとブレーキの踏み間違い何てのは下らない言い訳で、個人的には事故ではなく事件だと思います)が無いようなシステムを作るべきだと思います」と問題提起している。

これを受け、2ちゃんねるでは「正論だな」「怒るのは当然」と、問題提起の部分には理解する声も多いものの、それ以前に「警察呼んで事故処理しろよ」「良い年なんだから『殺そう』は…」「枯葉マークじゃないし」(※正しくはもみじマーク)などの声が上がっている。 


◎高齢者ドライバーの問題

高齢者の運転を原因とする交通事故件数は増加傾向にあり、例えば警視庁のデータによると、東京都内の人身事故に占める高齢ドライバーの割合は、平成14年の指数を100とすると、平成20年は170程度にまで上昇している。そのため、警視庁の場合は公式サイト内に「免許を返納する勇気」とのページを開設し、自主的な免許返納を呼びかけるとともに、返上するとプレゼントやクーポン券などがもらえる特典の案内をするなど、返上率向上に取り組んでいる状況だ。程度の違いはあるが、こうした取り組みは各自治体でも行われている。 

ちなみに、70歳を超えると、運転免許の更新時に自動車教習所などで「高齢者講習」を受けることが義務付けられている。講習時間は75歳未満が3時間、75歳以上が2時間30分で、内容は座学や運転指導、視力検査など。ただ、試験のような性格ではなく、あくまでもドライバーの現状を把握するのが目的の講習のため、効果に乏しいとの指摘も少なくない。

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