すでに全国47都道府県への出店を完了しているローソンやファミリーマートとは異なり、業界1位の12,521店舗（2009年11月末現在）を展開するセブン-イレブンは、まだ“空白域”が存在している。今年1月には富山県と福井県、2月には島根県へ出店するなど、徐々にその“空白域”も埋められてきているが、このたび新たに石川県へ進出。12月4日午前7時に8店舗が同時オープンする。　

今回オープンするのは、「金沢石川県庁前店」「加賀市役所前店」などの8店舗。12月2日には、石川県に加え、富山県、福井県を対象とするセブン-イレブン専用の米飯工場を石川県白山市で稼働させており、この新設の専用工場や構築した物流網を活用しながら、北陸エリアへの出店を拡大していく計画だ。

石川県への出店により、セブン-イレブンの未出店エリアは残り9県（青森県、秋田県、鳥取県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、鹿児島県、沖縄県）と、ついに2けたを切った。

なお、ローソンは1997年7月に、ファミリーマートは2006年7月に全都道府県への出店を完了している。

◎石川県にオープンするセブン-イレブン店舗
金沢石川県庁前店　金沢市鞍月東2丁目14
金沢片町1丁目店　金沢市片町1丁目4−16
金沢鞍月4丁目店　金沢市鞍月4丁目181
金沢問屋町2丁目店　金沢市問屋町2丁目83
内灘白帆台店　河北郡内灘町白帆台2丁目1
白山宮永店　白山市宮永町311−1
小松園町店　小松市園町ハ188−1
加賀市役所前店　加賀市大聖寺東町4丁目15