少女マンガ「快感フレーズ」から飛び出したバンド・リュシフェル復活へ。

2009/11/24 12:11 Written by Narinari.com編集部

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1990年代に人気を呼んだ少女マンガ「快感フレーズ」から飛び出し、実際にデビューも果たしたビジュアル系バンドのリュシフェルが復活することがわかった。作者の新條まゆが、公式ブログの11月18日付けエントリーで詳細を明かしたもの。また、芸能事務所T.N.B.のサイトでは、「リュシフェル復活決定!」とのバナーとともに、リュシフェルと見られるバンドの映像も公開している。リュシフェルの公式サイトはまだ準備中だが、近く何らかの動きがあることは間違いなさそうだ。

リュシフェルは、「快感フレーズ」に登場する架空のバンド。同作品が「KAIKANフレーズ」としてテレビアニメ化された際に結成され、1999年9月にシングル「堕天使BLUE」でデビューした。マンガの中のバンドが実際にデビューするという当時としては珍しい展開や、バンド名はもちろんのこと、メンバーの名前もマンガの登場人物から名付けるという徹底ぶりは、作品のファンを中心に多くの話題を呼んだ(※ボーカルは咲也からMAKOTOに名前変更)。

プロデューサーには黒夢やGLAYも手がけた佐久間正英氏などが起用され、作詞・作曲にも森雪之丞、元JUDY AND MARYのTAKUYAら豪華なメンバーが参加したリュシフェル。本格的な音楽活動を続けるうちに、原作を知らないファンの獲得にも成功するが、2003年1月に解散してしまう。約3年4か月という短い活動期間で幕を閉じたが、メンバーはその後もソロで活動しており、復活を願う声は絶えなかった。新條まゆは「メンバーそれぞれ、いろいろと活躍しておりまして、デビュー記念日である9月15日復活のスケジュールがなかなか取れなくて、今まで調整中だった」(公式ブログより)ことを明かしている。

「快感フレーズ」は、少女コミック(小学館)に1997年〜2000年まで連載されていた少女マンガ。コミックは累計1,000万部を超えるほどの大ヒットを記録し、テレビアニメ化や小説化といったメディアミックスも行われた。2010年2月18日には、ニンテンドーDS用ソフト「堕天使の甘い誘惑×快感フレーズ」がフリューから発売されることも決定している。

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