ルーブル美術館地下に開店、フランス初の「アップルストア」は大盛況。

2009/11/24 04:26 Written by Narinari.com編集部

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11月7日、パリのルーブル美術館地下のショッピングセンター内に、アップルの直営店「アップルストア」がオープンした。いまや米国や日本に加え、英国、ドイツ、中国などに進出し、世界的な展開を見せる「アップルストア」だが、このたびパリにオープンしたのはフランス初の店舗。いったい、どのような様子なのだろうか。

◎店内の様子は?

「アップルストア パリ」(正式名称はアップルストア カルーセル・ド・ルーブル)があるのは、地下といっても、自然光の降り注ぐ、明るく開放的な場所。ショッピングセンター内ということで人通りも多く、パリの中でもかなり良い立地に店を構えている。

店内はそれほど広くはないものの、吹き抜けの2層構造でとにかく明るいのが特徴。1階と2階はらせん階段で繋がっており、MacやiPhoneといったアップル製品の展示のほか、さまざまな講習が行われる長机の“アトリエ”スペース、技術的な質問にスタッフが答えてくれるジーニアスバーなどが配置されている。

ちなみに、この日は“アトリエ”スペースで「iPhone」の講習会が行われ、高齢の方々も熱心に話を聞いていた。日本のアップルストアに比べ、店内には高齢者の姿が目立ち、最新のデジタル製品にもアクティブにアプローチしているという印象だ。

アップルはもともと“絵や音楽”を大事にしてきた歴史があるだけに、芸術を愛する国民性のフランスでの人気は高い。そのため「アップルストア」のオープンを歓迎する声は多く、実際、連日賑わいを見せている。新しいアップル製品の販売拠点としてはもちろん、正規のサポート対応窓口ができたという意味でも、フランス初の「アップルストア」には大きな意義がありそうだ。


◎「ウィンドウズカフェ」にも行ってみた

「アップルストア パリ」がオープンする約2週間前、10月22日には、マイクロソフトがWindows 7のプロモーションの一環でパリに「ウインドウズカフェ」をオープンしている。こちらもどのようなカフェなのか、少し覗いてみた。

「ウインドウズカフェ」は年内いっぱい営業(予定)の期間限定カフェ。照明を落としてやや暗めの店内は、シックで落ち着きのある空間にWindows 7を搭載した最新鋭パソコンをズラリと並べ、グリーンの照明でサイバー感を演出している。また、壁にはちょっとしたアート作品も飾られ、「アップルストア」とはまた別のベクトルで“オシャレ”な空間をイメージしているようだ。

なお、「ウインドウズカフェ」はあくまでもカフェの体裁。飲食しながらWindows 7に触れることが目的のため、マイクロソフトの製品は販売されていない。賑わうといった感じではなく、落ち着いて、のんびりWindows 7を体感できる場所という印象だった。

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