阪神の藤本敦士内野手がFA権行使を表明「何の迷いもありません!」。

2009/11/16 03:13 Written by Narinari.com編集部

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今年4月24日に国内FA権を取得し、その去就が注目される阪神の藤本敦士内野手が、FA権行使の決意を固めたことが明らかになった。

公式ブログで更新された11月15日付けエントリー「報告します!!」では、まず、「明日にFAを行使する決意を固めました」と権利の行使を明言。そして「プロ野球の世界で9年間プレーして得た権利を堂々と使いたいと思います」とつづり、現在はすでに「何の迷いもありません!行使する事で一野球人としてもう一度チャレンジする気持ちが高まっています」と、前向きな気持ちでいるようだ。

なお、FA権行使の場合には、内野手が手薄なヤクルトが獲得に動くと見られている。

藤本選手は2000年のドラフト7位で阪神に入団。プロ1年目(2001年)から75試合に出場して頭角を現し、2003年にはショートのレギュラーに定着、同年のリーグ優勝に貢献するとともに、オールスターにもファン投票で選出されている。

しかし、球団が2003年オフに自由獲得枠で鳥谷敬内野手を獲得したことで環境が一変。2005年にはショートのポジションを鳥谷選手に譲りセカンドにコンバート、以降、関本健太郎内野手との併用策が取られ、さらに2008年にトレードで獲得した平野恵一内野手の加入によって出場機会が激減してしまった。

オールスターには3度出場(2003年、2005年、2006年)、2004年にはアテネ五輪日本代表に選出されるなど、その華麗な守備には定評がある。実働9年の通算成績は打率.256、11本塁打、181打点。今季は47試合に出場、打率.219、0本塁打、1打点の成績だった。

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