犯行現場に自分の財布を忘れて身元判明、米国で間抜けな銀行強盗逮捕。

2009/11/13 08:55 Written by Narinari.com編集部

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先日、米ペンシルバニア州のベサレムという町で銀行強盗事件が発生しました。長引く経済不況のさなか、こうした銀行や小売店などを狙った強盗事件は各地で発生していますが、この事件は犯人が逮捕されるまでの間抜けなてん末が、多くの米メディアによって報道されています。

ベサレムに住む51歳のロイド・ヴァージル・バークレイ容疑者は、9月のはじめ、ある銀行に強盗に押し入りました。「誰にも通報するな、(ポケットに)銃をしのばせている」というメモを突きつけられた窓口の行員は、素直に800ドルを手渡すことに。しかし、バークレイ容疑者は「これだけでは足りない。もっと出せ」とさらなる現金を要求。行員が「お金はもうない」という仕草をすると、次の窓口に移って同じメモをちらつかせます。

ただ、バークレイ容疑者は思うように大金を奪えないことに焦っていたのか、この窓口では現金を奪わないまま、行員が目をそらした隙に逃走。ところがバークレイ容疑者が逃げたあと、銀行のカウンターには同容疑者の財布が残されていたのです。

財布には数枚の身分証明書が入っていたため、警察はいとも簡単に犯人の身元を把握。すぐにバークレイ容疑者は御用となりました。その後の供述によると、犯行当時は銃などは持っておらず、嘘をついて強盗を働いていたとのこと。ポケットに入れて銃だと主張していたのは、実は腐りかけて皮が真っ黒になったバナナだったそうです。

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