パイレーツ移籍の岩村明憲内野手、トレードの連絡時は「爆睡していた」。

2009/11/04 14:54 Written by Narinari.com編集部

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11月3日、レイズの岩村明憲内野手が、今季73試合に登板した若手のジェシー・チャベス投手とのトレードでパイレーツに移籍することが両球団から発表された。2007年にポスティングシステムでレイズに移籍して3年目の今季は、けがの影響で思うようなシーズンを送ることができなかった岩村選手だが、来季はチームも変わって心機一転、低迷を続けるパイレーツの主力選手の一人として、その活躍に大きな期待が寄せられている。

突然のトレード通告を受けた岩村選手は、10月11日から日本に帰国中。10月15日には富山県にあるバット工場を訪れたり、11月5日には東京・新宿の新宿高島屋で行われる「愛媛みかんのPRイベント」に参加したりと、オフを忙しく過ごしているが、代理人からトレードを知らせる電話があったのは、日本時間の11月3日夜だったという。

11月4日に更新されたブログのエントリー「トレード決定」によると、代理人からの電話が鳴ったときは「子どもと一緒に爆睡してました」。朝になり、折り返しの電話をしたところ、トレードになったことを聞かされたそうだ。

そして、トレード通告を受けた心境を「タンパベイレイズに残りたい気持ちもありました」と素直に明かしたものの、「いろいろなチーム事情で、そういうことになりました」と納得はできている様子。移籍先となるパイレーツについては「ピッツバーグは歴史も長く、偉大な選手を輩出しているチームという認識があります」と、その印象をつづっている。

気持ちは前に向いているようで、若い選手を中心に構成された発展途上のチームの一員として「一緒に高いレベルを目指して野球ができることを嬉しく思います」と、すでに“パイレーツ・岩村”としてプレーすることを楽しみにしているようだ。

岩村選手は2007年、ヤクルトからデビルレイズ(現在のレイズ)に移籍。メジャー1年目は123試合、打率.285、7本塁打、34打点、12盗塁、2年目は152試合、打率.274、6本塁打、48打点、8盗塁、3年目は69試合、打率.290、1本塁打、22打点、9盗塁の成績を残している。

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