「NASAに敬意」本物の隕石を使用した限定ラグジュアリーモバイルフォン。

2009/10/26 14:42 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


VERTUと並ぶノキアのラグジュアリーケータイブランドとして知られるMobiado。これまで天然硬質木製カバーが魅力的な「105EM」シリーズや、ウォッチムーブメントが2つ搭載された「105GMT」シリーズなど、VERTUとは異なる方向性で高級感を演出した端末を世に送り出しているが、そのMobiadoから、今度はホンモノの隕石を使用した端末が登場する。

Mobiadoが発表したのは「350 Pioneer」。今年6月に発表されたグランドラインの「350PRL」に改良を加えた新モデルだ。「350PRL」はボディにニッケルでメッキされた航空機用アルミニウム、ルビー、サファイア、真珠などを使用している。スペックは3.2メガピクセルカメラ、1,600万色表示の2.36型液晶、フルキーボード、110MBの内蔵メモリ、HSDPA対応、GPSなど、高機能ケータイが当たり前となった今では特筆すべきものはないが、その美しさと素材にこだわった作りに、一部のマニアから絶賛の声が上がった“ラグジュアリーモバイルフォン”だ。

そんな「350PRL」をベースにした新モデルの「350 Pioneer」だが、特徴はバッテリーカバーに、約4億5千万年前に地球へ落下し、1836年にナミビア・ハルダブ州で発見されたギベオン隕石(鉄隕石)が用いられていること。また、同バッテリーカバーにはNASAのパイオニア探査機の金属板“Pioneer plaque”のモチーフ(人類から地球外知的生命体へのメッセージを絵で記したもの)が描かれており、イメージに沿うようなデザインとなっている。

「350 Pioneer」という機種名も、1972年3月に打ち上げられたNASAのパイオニア探査機10号から取られており、Mobiadoは「NASAのパイオニア探査機10号に敬意を表す」と今回のコンセプトを説明。価格は今のところ発表されていないが、世界37台の限定品となる。NASAや宇宙好きの人、素材そのものにこだわりを持つ人には魅力的な1台となるかもしれない。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.