液晶TVが原因で新婦とケンカ、結婚式当日に別の女性にプロポーズした男。

2009/10/11 14:09 Written by Narinari.com編集部

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離婚件数が年々増加している中国。「2008年民政事業発展統計報告」によると、同年に中国で離婚したカップルの数は226万9,000組に達し、1985年のデータと比べると約5倍にも膨れ上がっている。こうした件数増加ペースからも、中国で離婚が社会問題化していることがうかがえるが、その中には“とんでもない”理由で離婚に至るケースも跡を絶たない。10月5日にウェブサイト「半島網論壇」に書き込まれたあるカップルの離婚は、離婚の理由もさることながら、新郎が取った大胆な行動が、多くの中国人の関心を呼んでいる。

この“とんでもない”離婚話は、沈郎と名乗るネットユーザーが「あるブライダルカンパニーの社長から聞いた話で真実です!」と前置きした上で、ブライダルカンパニーの社長が目撃した事の経緯を書き記したものだ。

書き込みによると、結婚式の当日、新郎が新婦を呼びに行ったきり、いつまで経っても戻ってこなかった。そのため、ブライダルカンパニーの社長が様子を見に行ったところ、新郎新婦が何かもめていたそうだ。もめ事の原因はどうやら大型液晶テレビ。新郎が結婚前、新婦に約束していた結婚時の贈り物のひとつだったらしい。新婦は液晶テレビをまだ購入していない新郎にかなり腹を立てており、「今買わなければ結婚しない!」とまで言い放つ始末。新郎も新郎で融通の利かない新婦に怒り始め、「もう一度聞く。(式場に)俺と一緒に行くのか行かないのか!」と詰め寄ったところ、新婦は「行かない!」とはっきり返答したという。すると、新郎は「もう行く!」と捨てセリフを吐き、その場を立ち去ってしまった。

これで結婚式中止は決定的となってしまったわけだが、この話はこのままでは終わらない。新婦のもとを立ち去った新郎は、そのまま別の場所へ直行。そこは、ある女性の住まいだった。そして、女性を呼び出してはひざまつき、突然、プロポーズを始めたのだという。驚いたブライダルカンパニーの社長が新郎に話を聞いたところ、その女性は新郎の学友のひとりで、「ずっと僕のことを好きでいてくれた人」とのこと。新郎は「僕の目は節穴だった」と、今の新婦を選んだことを後悔するような言葉を口にしたそうだ。

この新郎が最終的にどうなったかと言うと、すでに婚姻手続きを済ませていた女性とは結婚式の翌日に離婚。そして、新たにプロポーズした元学友と、再度婚姻手続きを行ったという。

ちなみに、この映画のような出来事が真実であるかどうかを確認する術はないが、現地メディア「広西電視網」の記者が別のブライダルカンパニーの関係者らに話を聞いたところ、「似たような出来事は知っている」と答える人もいたそうだ。

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