バナナの王様「甘熟王」ってなんだ? 「バナナンバーズ」もスタート。

2009/09/28 09:05 Written by Narinari.com編集部

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昨年は「バナナダイエット」ブームの影響により、輸入量が前年比12.6%増の109万トン(財務省貿易統計より)と過去最高を記録したバナナ。価格が安く、皮がむきやすくて栄養価も高いバナナは高い人気を誇り、輸入量も圧倒的な果物(輸入量1位。2008年は2位オレンジの約6倍)だが、そんなバナナの数あるブランドの中でも、“バナナの王様”を掲げている特別なブランドが住商フルーツの「甘熟王」だ。

「甘熟王」はいまから37年前、住商フルーツが「最高の美味しさ」を求めてたどり着いたフィリピン・ミンダナオ島の高地栽培バナナ。現在は高地栽培のバナナは類似ブランドからも出回っているが、当時は生産数量が少なく、希少価値のある「幻のバナナ」としてバナナ通の間では知られていた。

“バナナの王様”を掲げているのにはいくつか理由がある。まず、夜の気温が低くなる標高700メートルの高地で栽培しているため、通常のバナナよりも育成時間が長く必要なこと。通常のバナナは約10か月の栽培期間がかかるが、「甘熟王」は14か月かけて栽培する。これにより、甘さの素となるデンプン質が多く蓄えられ、甘味やコクが濃いバナナが育つというわけだ。

また、日当たりと水はけが良い斜面を中心として土地で栽培するため、粘りのある「もっちり」とした食感のバナナに育つという。

ちなみに「甘熟王」は現在、総額500万円(最大500万円)の現金が当たるキャンペーン「甘熟王バナナンバーズ」を実施中。簡単なクイズに答え、5ケタの当選数字を当てるもので、抽選1回につき100万円(当選者均等配分)が当たる。抽選は12月までに5回行われるが、各回で当選者が出なかった場合にはキャリーオーバー(繰り越し)となるため、賞金の最大額は500万円になるという仕組みだ。詳しくは公式サイト(//www.kanjukuoh.com/)でご確認を。


☆どのくらいの頻度でバナナを食べる?(バナナ・果物 消費動向調査より)

今年6月、日本バナナ輸入組合が16歳以上の男女1,442人を対象に行った「バナナ・果物 消費動向調査」では、58.3%の人が「週に1度以上食べる」と回答。「バナナダイエット」ブームの影響も手伝って、昨年の同調査(54.2%)よりも、習慣的にバナナを食べる人の割合は増えているようだ。また、「バナナを食べたいと思うのはどのようなときか」との質問では、「食事(朝食)の時間が十分に取れないとき」(38.2%)、「疲れているとき」(25.7%)、「食欲がないとき」(24.7%)の順に。やはり簡単に食べられ、しかも栄養価が高いという点が支持される理由となっている。

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