過激すぎて? 人気ホラーゲーム「サイレントヒル」最新作が発売中止に。

2009/09/11 12:04 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


国内はもちろん、海外にも熱狂的なファンを持つ、コナミの人気ホラーアドベンチャー「サイレントヒル」シリーズ。「15歳以上推奨」の年齢制限が付けられるほどの過激な描写と、シリーズを通して描かれる独特の世界観を支持するファンの多いシリーズだ。数あるホラーゲームの中でも特に高い人気を誇り、2006年にはハリウッド映画化もされている。

そんな「サイレントヒル」シリーズの最新作「サイレントヒル ホームカミング」の国内販売を中止することが、9月10日に公式サイトで発表された。理由については「諸般の事情」とするのみで、詳しい事情は明かされていない。

「サイレントヒル ホームカミング」の北米版は2008年9月に、ヨーロッパでは2009年2月に発売済み。日本では2008年10月に公式サイトが立ち上がり、壁紙を配信するなど、“準備万端”といった雰囲気でスタートを切っていた。しかし、公式サイトの更新は早々に途絶え、一部では2009年6月発売との情報が流れたものの、これも実現には至らず、時間だけが流れ、結局、今回の発売中止の発表となってしまった。前作の「サイレントヒル4 ザ・ルーム」の発売から約5年、英語版の発売および日本公式サイト開設から約1年経っての発売中止だけに、ファンの失望は想像に難くない。

ただ、日本語版の発売を待ちきれず、すでに海外版を購入してプレイしているユーザーからは、今回の発表を「発売中止になるのもわかる」と、冷静に受け止める声も上がっている。「アメリカの製作会社が作っているだけあって、日本向けの配慮がされていない」「グロさは今までと変わらないけど、内容がヒドイ」など、従来以上に過激な表現が、日本での発売中止に至った理由と予想する人も多いようだ。

なお、公式サイトは、10月30日をもって閉鎖することが発表されている。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.