“いのちの大切さ”を教えてくれる作品、ドラマ1位は「救命病棟24時」。

2009/09/03 13:59 Written by Narinari.com編集部

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製薬会社の協和発酵キリンが、敬老の日(9月21日)に“いのちの大切さ”を改めて考えるきっかけを提供したいという願いを込めて、「“いのちの大切さ”に関する意識調査」を実施した。同調査では、“いのちの大切さ”を教えてくれた作品に関する質問も設けられ、映画では「火垂るの墓」、書籍では「アンネの日記」、ドラマでは「救命病棟24時」がそれぞれ1位に選ばれている。

この調査は20代から60代の男女1,000人を対象に、インターネットで行われたもの。まず、「日常の中で感じる“いのちの大切さ”」について聞いたところ、「いつも考えている」(32.7%)と「たまに考える」(57.7%)を合わせた90.4%が「日ごろから考えている」と回答。世代別に見ても20代で87.0%、60代で94.0%と、年齢はさほど関係なく、全体的に意識が高いことがわかった。

次に「“いのちの大切さ”を感じる人生のシーン」について聞いたところ、トップは「葬式」(75.4%)となり、以下、「出産」(57.7%)、「(子どもなどの)成人」(11.5%)、「結婚」(11.0%)、「病気」(5.5%)という結果に。やはり直接的に“死”を意識する「葬式」が全世代でほぼトップに立っているが、出産期の20〜30代の女性のみ、「出産」が1位となっている。

そして「どのようなときに“いのちの大切さ”を実感したことがありますか」と、複数回答でたずねたところ、トップは「身近な人の死に直面したとき(死を身近に感じ、生かされていることを実感する)」(78.1%)となった。以下、「ドキュメンタリー番組や新聞を通して日本や世界のニュースにふれたとき」(36.9%)、「自分が病気や怪我などで、命の危機を感じたとき」(36.1%)、「映画・ドラマ・小説などを見た(読んだ)とき」(33.5%)、「自分や身近な人の出産にふれたとき」(28.7%)と続いている。

さらに「“いのちの大切さ”を教えてくれた(感じた)作品」については、以下のような結果となった。

☆“いのちの大切さ”を教えてくれた映画
1位「火垂るの墓」(43.0%)
2位「おくりびと」(18.5%)
3位「硫黄島からの手紙」(17.8%)
4位「世界の中心で、愛をさけぶ」(11.6%)
5位「グリーンマイル」(11.3%)

☆“いのちの大切さ”を感じた書籍
1位「アンネの日記」アンネ・フランク(39.1%)
2位「大地の子」山崎豊子(14.5%)
3位「こころ」夏目漱石(13.6%)
4位「鉄道員(ぽっぽや)」浅田次郎(11.4%)
5位「智恵子抄」高村光太郎(9.1%)

☆“いのちの大切さ”を感じたドラマ
1位「救命病棟24時」(36.7%)
2位「1リットルの涙」(21.7%)
3位「Dr.コトー診療所」(14.9%)
4位「僕の生きる道」(14.1%)
5位「神様、もう少しだけ」(13.2%)

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