お菓子のキャラがわいせつ? クレームを付けた男性に批判が殺到。

2009/08/30 10:40 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


「キョロちゃん」や「カールおじさん」など、お菓子のイメージキャラクターが人気を得るケースは、国内外を問わず数多い。ドイツ生まれのキャンディ「MAOAM」(HARIBO Dunhills社)にも「『MAOAM』マン」と呼ばれるキャラクターが作られ、ヨーロッパでは名を知られる存在となっているのだが、この「『MAOAM』マン」を目にしたある英国人男性が「いやらしい」とクレームを付ける一件があり、話題を呼んでいる。

英国のウエストヨークシャーに住むサイモン・シンプキンスさんは、2歳の子どもを持つ父親。ある日、子どもに買った「MAOAM」を手に取り、パッケージに描かれたキャラクターを見て憤慨したという。「MAOAM」のレモンライム味とチェリーライム味のパッケージには、それぞれのフルーツをイメージしたキャラクターが描かれているのだが、その描き方が「いやらしい」というのだ。

描かれている絵柄は、レモンライム味のほうはライムの両足の間にレモンが入り、じゃれあっているようなイメージ。チェリーライム味は、ライムの上に乗って寄り添うチェリーを、ライムが舐めている仕草が描かれている。シンプキンスさんはこれを見て「ポルノを思わせる」(英紙サンより)と主張。ショックを受けたとまで話している。

具体的なシンプキンスさんの主張はこうだ。「レモンとライムが肉体を重ねているようにしか見えない」「ライムの顔は、特にいやらしい表情」。そして、「MAOAM」を購入した店に「マネージャーと話をさせろ」と要求し、クレームを付けた。

しかし、こうした意見がある一方で、HARIBO Dunhills社は「『MAOAM』マン」は2002年に誕生して以来、「子どもからお年寄りまで、非常に人気がある」と、毅然とした態度を見せている。つまり、「問題なし」とのスタンスだ。

この話題を伝えているサン紙の電子版には、100件近いコメントがズラリ。そのほとんどが「一体、このイメージの何が不満なんだ」「シンプキンスさんは時間がありすぎて暇なんだろう。趣味を持つべきだと思う」と、シンプキンスさんに批判的、もしくは懐疑的なものばかり。また、デイリー・メール紙には400件を超えるコメントが寄せられ、同じ傾向のコメントが並んでいる状態だ。

その中でも多いのは、「彼の頭の中に、そういうイメージがあるからでは」という、“そう思うからそう見える”との至極もっともな意見。店のマネージャーにクレームを付けた行動も、理解し難い人が多いようだ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.