たばこ喫煙人口は2,601万人、喫煙者率は24.9%で14年連続過去最低に。

2009/08/14 20:20 Written by Narinari.com編集部

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たばこの吸えない飲食店が増え、街や駅からは灰皿が撤去され……と、年々、喫煙者の肩身は狭くなるばかり。世界的に禁煙の流れができていることもあり、今後、たばこを取り巻く環境が厳しさを増していくのは必至の情勢だ。そうした中、JTが今年5月に実施した「全国たばこ喫煙者率調査」の結果を発表した。

この調査は1965年から毎年行われているもの。全国の成年男女32,000人に調査を依頼し、20,807人から回答を得た。

その結果、2009年のたばこ喫煙者率は、昨年比0.8ポイント減となる24.9%。男性は38.9%(0.6ポイント減)、女性は11.9%(1.0ポイント減)と、男女ともに喫煙率が減少している。また、喫煙者率から全国の喫煙人口を推計した結果、2009年は2,601万人で、昨年から79万人減少。男性は1,957万人(27万人減)、女性は644万人(52万人減)と、女性のほうが減少数が著しい結果となった。

なお、たばこ喫煙者率が減少していることについて、JTは「複合的であるため一概には言えない」とした上で、高齢化の進展、喫煙と健康に関する意識の高まり、喫煙をめぐる規制の強化、成人識別自販機導入(taspo)などを理由に挙げている。

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