「ハモネプを監修した男」企画の国際アカペラフェス、開催直前に急遽中止。

2009/08/12 20:21 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


8月19日〜23日に、東京・池袋の東京芸術劇場で開催される予定だった国際的なアカペラフェスティバル「MASA FESTA」が、開催1週間前というタイミングで急遽中止となることが明らかとなった。中止の理由は「主催者の都合」としている。

かつてフジテレビ系の人気企画「ハモネプ」の監修を務めていたことでも知られる、同フェス総合プロデューサーの犬飼将博氏は、中止の決断が開催直前になったことについて、「諸々積み重なってきた問題点(チケットの売れ行き不振、当日運営の調整等)を解決すべく全力を尽くし、なんとか実現にこぎつけようと努力を重ね、最後の力を振り絞っていたからです」と説明。しかし、開催が1週間後に迫り、「ここが限界と判断」し、中止を決めたという。

チケットは「チケットぴあ」などを通して販売されているが、払い戻しは購入店舗で8月14日〜9月30日の期間に行う。また、東京芸術劇場で直接販売されたチケットは、東京芸術劇場チケットサービスで9月1日〜30日の期間に払い戻しを受け付ける。

アカペラのフェスは1990年代から世界各国で開催され始め、近年は国際的なフェスも催されるようになった。「MASA FESTA」は、1999年度に岡山芸術文化賞を受賞した「おかやまアカペラフェスティバル」を発展させ、国際アカペラフェスティバルを日本でも開こうと構想。初来日のアーティストを含め、世界中からアカペラのトップアーティストが集う予定だった。

犬飼氏は世界アカペラ連盟の日本代表で、日本アカペラ振興会の会長。「ハモネプ」監修のほか、「冬のソナタ」関連CDやコンサートのスーパーバイザーなども務め、執筆活動も行っている。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.