10月スタートのノイタミナ「空中ブランコ」の新情報を公式サイトで公開。

2009/08/11 09:14 Written by Narinari.com編集部

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これまで数々の話題作を放送し、現在は「東京マグニチュード8.0」が好視聴率を記録しているフジテレビ系の深夜アニメ枠ノイタミナ。同枠では10月から、奥田英朗氏の小説を原作とした「空中ブランコ」の放送が決まっているが、同作の新しい情報がプレサイトで公開された。

「空中ブランコ」は、奥田英朗氏の「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」「町長選挙」(文藝春秋刊)を原作にした作品。3作は「精神科医伊良部シリーズ」と呼ばれ、「空中ブランコ」は第131回直木賞を受賞、「イン・ザ・プール」は2005年に映画化されており、シリーズ累計発行部数は200万部を超えている。

今回発表されたのは新ビジュアルとメインスタッフ。監督の中村健治氏をはじめ、キャラクターデザイン・総作画監督の橋本敬史氏、シリーズ構成の石川学氏、色彩設計の永井留美子氏、CG監督の森田信廣氏ら、2007年に同枠で放送された「モノノ怪」のスタッフが多く参加することになった。「モノノ怪」はその独特な色彩感覚が熱烈なファンを生んだ作品だけに、「空中ブランコ」ではどのような色彩マジックを見せてくれるのか楽しみなところだ。

「空中ブランコ」は伊良部総合病院の神経科でカウンセリングを行っている伊良部一郎医師が、複雑な悩みを抱えた患者たちの治療をしていくストーリー。各話ごとに患者キャラクターがゲストで登場し、そのキャラクターたちを豪華声優陣が演じる(後日発表)。

ノイタミナ枠は2005年4月から「連続ドラマのようなアニメ」「大人も楽しめるアニメ」をコンセプトに、フジテレビ系の深夜に新設されたアニメ枠。これまで「のだめカンタービレ」や「ハチミツとクローバー」「働きマン」「もやしもん」「墓場鬼太郎」「図書館戦争」「東のエデン」など、話題作を多数放送してきた。「空中ブランコ」のあと、来年1月からは「のだめカンタービレ フィナーレ」の放送が決定している。

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