パソコンの脇やベッドサイドなど、ちょっとした空間に置くだけで心に安らぎを与えてくれる観葉植物。インテリア感覚で置く人も多く、雑貨店などでも人気を呼んでいるアイテムのひとつだが、農業のプロダクト開発などに取り組む株式会社マイファームから、プランターに古紙を使用した手のひらサイズのハーブ栽培キット「Paper Planter」が登場した。価格は1,260円（税込み）。

「Paper Planter」はその名の通り、“紙で栽培する”を売り文句にした栽培キット。プランターは古紙と、産業廃棄物となる梅干の種を炭化させたものを練り合わせて作られている。紙でできているため吸水性に優れ、土のニオイもせず、虫が来ることもなし。倒しても土や水がこぼれる心配もない。

栽培できるのはハーブで、小さなふた葉の状態を2か月ほど維持できるという。より大きく成長させたい場合には、紙のプランターのまま庭や鉢など、土のある場所に植え替えればOK。紙のプランター部分は土に植えるとそのまま分解されるので安心だ。

同社は「農業への第一歩は机の上から」と、種をまき、水を与え、自分で育てるという過程を通して、「農業の喜びを感じて欲しい」としている。