マットレスを使った「人間ドミノ」動画が話題、ギネス記録に申請中。

2009/07/31 16:16 Written by Narinari.com編集部

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ギネス・ワールド・レコーズと言えば、最も有名な世界記録の認定機関。世界一と認められれば何でもOKとあって、記録の種類も多岐にわたっている。そんなギネスに記録を刻むべく、マットレスを使った「人間ドミノ」に英国のベッドメーカーが挑戦。現在ギネス・ワールド・レコーズに申請中で、その様子を捉えた動画がYouTubeに投稿され、欧米を中心に話題を呼んでいる。

英ベッドメーカー大手のベンソンズ・フォー・ベッドが行った「人間ドミノ」は、立てられたマットレスの前に人が立ち、ドミノ倒しのように次々と後ろへ倒れていくというもの。同社の倉庫を会場に、社員とその友人ら総勢41人が参加して今回の挑戦が行われた。

YouTubeに投稿されている動画「Mattress Dominoes World Record Attempt」を見ると、先頭の男性が「Here We Go!」と叫ぶと、そのまま後ろに倒れてマットレスドミノを開始。周到に準備したのか、2度のカーブも比較的スムーズにクリアし、倒れる人の頭は後ろの人の足元からひざへ当たるように間隔を調整している。ただ、見えない方向へ倒れる恐怖のためか、女性の参加者からは時折大きい叫び声が上がることも。最後の41人目の男性は、マットレスとともにローラーコンベヤーの上に倒れ込むと、そのまま運搬されていく。

この動画が7月26日にYouTubeへ投稿されると、翌日には英紙デイリー・スターが紹介。ベンソンズ社は、同紙に「この挑戦をすでにギネス・ワールド・レコーズへ連絡し、返事を待っている」とコメントしている。同紙によると、マットレスドミノへの挑戦は同社が史上初ではなく、過去に米国の大学生が試みているという。その動画「Mattress Domino’s」もYouTubeに投稿されているが、こちらの参加人数は15人。記録としては今回のほうが上だ。

また、7月29日には米放送局ABC系列のWLS-TVも、今回の挑戦を取り上げている。こちらは「マットレスドミノという記録はギネスにないが、レコードブックに刻まれるかもしれない」と、このユニークな試みを紹介。さらに「この新しい流行は、米国の大学キャンパスで人気を得ている」とも伝えている。

こうしたメディアの注目も手伝ってか、7月30日現在でYouTubeの再生回数は伸びており、1時間に1,000件近いペースで数字を増やしている。残されているコメントも「グッドジョブ」「楽しそう」「超ウケる」など好意的なものが多い。中には「素晴らしいCMだね」「CNNでこの映像見た」という声もあり、ベンソンズ社は今回の記録挑戦で期待以上の宣伝効果も得られたようだ。

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