高津臣吾投手がヤクルト時代の仲間と米で再会、「最高の思い出」懐かしむ。

2009/07/31 14:53 Written by Narinari.com編集部

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6月にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結び、再びメジャー昇格を目指して“挑戦”を続けている40歳の高津臣吾投手。7月10日の渡米後しばらくはキャンプ施設で調整をしていたが、17日に3Aフレズノに昇格、19日のコロラドスプリングズ戦では昨年10月以来の実戦登板に臨んでいる(1回2/3、4安打2失点で敗戦投手)。そんな高津投手が球場で、ヤクルト在籍時のチームメイトだった2人と再会した。

7月30日に更新された公式ブログのエントリー「再会」によると、高津投手が再会したのは、現在阪神の駐米スカウトを担当しているトーマス・オマリー氏と、フレズノで打撃コーチを担当しているヘンスリー・ミューレン氏。3人が揃ってヤクルトに在籍していたのは1995年と1996年の2年間だが、特に1995年は日本一に輝いたシーズンだっただけに、ともに喜びを分かち合った仲間と米国の地で再会したことには、感慨深いものがあったようだ。

同エントリーでは、再会時の会話の内容については明かされていないが、「ネット越しではあるが3人で話した。片言の日本語と、片言の英語で昔話で盛り上がった」そう。そして「95年の日本シリーズ……この二人の活躍で勝つことができた」「もう14年も前か……懐かしいなぁ……優勝決定のマウンドでこの二人に挟まれたのは、忘れることのない最高の思い出の一つだ」とつづっている。

1995年のセ・リーグは、この年阪神からヤクルトに移籍したオマリー氏と、“恐怖の8番打者”と呼ばれたミューレン氏の活躍もあり、野村克也監督率いるヤクルトが序盤から快進撃。最終的には82勝48敗で、2位の広島に8ゲーム差を付けて優勝している。日本シリーズではまだイチロー外野手も在籍していたオリックスと対戦。4勝1敗で圧勝し、オマリー氏はシーズンMVPに続いて日本シリーズMVPを受賞した。日本シリーズでの成績は、オマリー氏が17打数9安打、打率.529、2本塁打、4打点、ミューレン氏が20打数6安打、打率.300、1本塁打、2打点、高津投手は3試合に登板し、1勝0敗2セーブ、防御率0.00(シーズンの成績は、オマリー氏が打率.302、31本塁打、87打点、ミューレン氏が打率.244、29本塁打、80打点、高津投手は39試合に登板し、1勝3敗28セーブ、防御率2.61)。

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