モスキート音だけを収録した“大人には聞こえないCD”、ハドソンが発売。

2009/07/29 15:18 Written by Narinari.com編集部

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近年、「大人には聞こえない音」として注目を浴びるモスキート音。その音は大人よりも可聴範囲の広い若者にだけ聞こえるため、毎夜たむろして迷惑行為を行う若者対策の一環として、深夜のコンビニや公園、海水浴場などで活用するケースが相次いでいる。そんなモスキート音で構成されたCD「モスキート/MOSQUITO」をハドソンが企画、7月29日から販売を始めた。価格は1,050円(税込み)。

「モスキート/MOSQUITO」は、モスキート音を利用した耳年齢チェッカーや目覚ましアラーム、三・三・七拍子モスキート、モスキートメロディ、モスキートアンサンブルなどを収録したCD。全18曲と、モスキート音をふんだんに盛り込んだ一枚となっている。

ハドソンはこれまで、ケータイの着信音向けにモスキート音を配信してきた。しかし、ケータイ端末の仕様上、再生不可能な帯域が存在するために、「完全なモスキート音」を配信することが難しかったという。今回のCDではそうした問題をクリア。「完全なモスキート音」を楽しめる。

モスキート音は17kHz程度の高周波音のこと。20歳前後の若者には耳障りな音に聞こえ、20代後半から聞こえにくくなり、30代以降はほとんど聞こえないことが多いと言われている(※個人差あり)。若者対策としてのモスキート音の活用は英国が始まりで、日本では2008年頃から導入事例が増加しているが、その効果には懐疑的な声も少なくない。

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