「結婚前の同棲」は離婚率を高める? 同棲未経験者よりも危険性大。

2009/07/17 19:05 Written by Narinari.com編集部

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結婚を前提としたお付き合いをしている欧米カップルの間では、同棲は珍しいことではありません。英国では「カップルの4分の3以上が結婚前に同棲する」(デイリー・メールより)ということからも、広く一般的であることが分かります。自分のパートナーは結婚に相応しい相手かどうか、お互いのことを知るという意味で、「お試し」的に同棲をするのはよくある話です。

結婚前から一緒に住んでいれば、夫婦になってからも慣れ親しんだ生活リズムで、結婚生活はスムーズに進みそうなモノ。ところが同棲をしてからゴールインしたカップルは、同棲を経ずに結婚したカップルよりも離婚率が高いという調査結果が、米デンバー大学のアンケート調査で明らかになりました。

結婚生活経験が10年以下の18歳〜34歳を対象に同大学が行ったアンケート調査によると、同棲未経験のカップルの間では離婚率が10%だったのに対し、婚約を済ませてから同棲したカップルは12%、婚約しないまま同棲した場合では、25%にも上っていたのです。

この理由として、婚約をせずに同棲を始めたカップルは、結婚を真剣に考えずに「なんとなく」そうなったケースが多く、その後も成り行きで結婚をしてしまう傾向にあるのではないか、と調査を行ったスコット・スタンレー氏は推測しています。お互いのことを真剣に結婚相手としては捉えないまま一緒に住んでみたけれど、ズルズルと関係を続けた果てに結婚までたどり着いてしまった……ということなのでしょう。

もし、これからパートナーとの同棲を考えているなら、この調査結果を少し頭に入れておくと良いかもしれません。

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