ムキムキボディを持つ4歳の男の子、「最も強い子ども」でギネス認定。

2009/07/17 16:54 Written by Narinari.com編集部

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コミックや映画で知られる、緑色の肌と人間離れした怪力を持つ巨人「ハルク」。そのハルクの子ども版とも言える「小さなハルク」が、このたびギネスブックに登録され話題を呼んでいる。カメラを前にムキムキの身体で雄叫びを上げる男の子の姿は、怒りに身を任せて暴れまわる本物の「ハルク」を彷彿させる猛々しさ。同年代の子どもたちが遊びに明け暮れる中、「小さなハルク」は日々トレーニングに勤しんでいるという。

話題のジュリアーノ君は、イタリア生まれのルーマニア人の男の子。ボディビルダーのお父さんの影響で、毎日の体操やウエイトトレーニングに励み、わずか4歳にしてムキムキボディを手に入れた。そしてメディアによって「小さなハルク」と命名され、ギネス記録を打ち立てるテレビ番組を通じて「世界で最も強い子ども」の認定を受けることになったのだ。

ネットにはジュリアーノ君の父親が撮影・編集したものと思われる動画がアップされており、その動画を見る限りでは、ジュリアーノ君は生まれて間もない頃からさまざまなトレーニングを受けてきたことがうかがい知れる。逆立ちで腕立てをしたり、机の上でバック転をしたりと、自宅で黙々とトレーニングに励む姿は圧巻だ。また、動画には3歳のジュリアーノ君が地元の新聞に紹介された記事も映し出されており、ギネス認定よりも前から、注目を浴びる子どもであったことがわかる。

しかしながら、ジュリアーノ君の鍛え抜かれた肉体に感嘆する声も多い反面、ネットでは一部から「将来の健康が心配だ」「普通の子どものように育ててあげろよ」と親の養育・訓練方法を疑問視する声も挙がっている。確かに、子どもの筋肉トレーニングについては、個人差や目的により、トレーニング方法についてさまざまな議論が行われているのは事実。ジュリアーノ君の場合はメディアに紹介されるだけでなく、ギネスにも認定され、親としてみれば「結果良ければすべてよし」なのかもしれない。ただ、まだこの先長いジュリアーノ君の人生にどのような影響を与えるのかは未知数なだけに、順調に育っていくことを祈るばかりだ。

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