元ドリカムの西川隆宏が再出発、札幌・すすきのでバーをオープン。

2009/07/09 18:05 Written by Narinari.com編集部

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ベースの中村正人とヴォーカルの吉田美和、キーボードの西川隆宏。かつて「ドリカムスタイル」と呼ばれた「男2人、女1人」編成のDREAMS COME TRUEから、西川隆宏が脱退したのは、今から7年前の2002年3月のことだ。当初、脱退後は兄とともに「NISHIKAWA BROTHERS」を結成し、音楽活動を続けていく予定だったが、同年10月に義姉への暴行容疑で逮捕され、さらにその10日後には覚せい剤取締法違反(使用)で再び逮捕。懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受け、地元の北海道へ戻ることになった。

北海道では、帯広のFM局でDJやクラブDJとして地道な活動をしていたが、2006年2月に再び覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕。同年5月に懲役1年6月の実刑判決を受け、2007年に出所している。

その後、西川隆宏の消息はほとんど伝わってくることもなく、ひっそりと生活を続けていたようだが、今年6月17日、札幌・すすきのにバー「reboot」をオープンしたことが明らかになり、地元ではちょっとした話題となっているようだ。現在発売中の「週刊文春」では、「元ドリカム西川隆宏がススキノでひっそり再出発」とする記事で本人を直撃、現在の心境などを聞いている。

同誌によると、西川隆宏は「僕自身はもう表舞台に立つ気はありません」と音楽業界への復帰は全く考えていないという。そして、逮捕当時にメディアに「転落人生」と書かれたことについては「自分ではそう思っていません」と語り、「あのときが頂点で、今は転落だなんて、どう考えるかは自分次第じゃないですか」「結果的に自分は幸せだったと、そう思って一生を終えることができたらいいなって思ってます」と、気持ちの整理はついている様子。すでに前向きな人生を歩み始めているようだ。

「reboot」のホームページをのぞいてみると、オープンにあたっての挨拶には「今まで支えてくれた家族、友人にありがとう!バーのオープンにあたり、ご支援ご協力いただいた皆さん一人一人に感謝の気持ちを!そしてドリの2人にもありがとう!形は違ってもこれから出会うたくさんの皆さんに愛を!」と、ドリカムの中村正人と吉田美和に向けた謝意も。また、ヒゲをたくわえ、サングラスをかけた近影の写真も掲載されており、ドリカム時代とはちょっと異なる印象となっている。

覚せい剤に手を出し、その後すぐに芸能界に復帰する人が多い中で、一般人として地道に生きていく道を選んだ西川隆宏。もう道を踏み外すことなく、頑張って欲しいものだ。

ちなみに、「週刊文春」によると、現在は中村正人と吉田美和の2人とは、全く連絡を取っていないという。

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