米コールド・ストーンが「溶けない」アイス、時間が経つとプリンに変化?

2009/06/05 15:48 Written by Narinari.com編集部

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冷たい石の板の上で混ぜ合わせ、滑らかな食感に仕上げたアイスクリームを提供するコールド・ストーン・クリーマリー。2005年に東京・六本木ヒルズに日本1号店をオープンし、その後全国へ店舗を拡大、いまではすっかり人気チェーンとして定着している。そんなコールド・ストーンが今夏、本国である米国で“画期的”なアイスクリームを発売した。なんでも「溶けず」に、時間が経つと「プリンに変化」するという、ちょっと変わったアイスクリームだ。

このアイスクリームは、米国内で6月3日から7月28日までの夏季限定商品として発売中の「Jell-O プディング アイスクリーム」。コールドストーンが“刺激的で革新的”と謳うこのアイスクリームは、チョコレート味とバタースコッチ味の2種類がラインアップされている。「非常に高級なアイスクリームを使って、新たな楽しみを提供する」という新作は、「重厚な味わいと滑らかさで、消費者を満足させるだろう」と自信たっぷりだ。

しかし驚くのは、味や食感だけではない。米情報サイト「Food2.com」はこの新商品を「溶けないアイスクリーム」と紹介している。なんでも「『溶ける』のをスキップして、プリンへと変化する」というのだ。暑い季節、アイスクリームが溶けて垂れてしまうことはよくあるが、この「プディング アイスクリーム」ならば、室温の状態でもプリンとして食べられると、同サイトは伝えている。

ネットでは、この変わったアイスクリームに興味津々かと思いきや、どうやら批判的な意見が多いようだ。早速「プディング アイスクリーム」を購入し、「4時間置いてプリンになった」と写真も載せて楽しんでいる人や、「(名前が)いい響き」「私はチョコレート味をワッフルにつけて食べたい」と好意的な意見を寄せる人もいるが、多くは「魅力的に見えない」「何の添加物が入ってるんだ」「アイスで買ったんだから途中でプリンに変わるな」「溶けた部分をすくうのが好き」と厳しい意見で占められている。

健康面への不安から、「プディング アイスクリーム」に拒絶反応を見せる人も多いようだが、いずれにせよ注目されているのは間違いなさそう。日本での発売にも期待したいところだ。

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