英国の主婦、娘の18歳の誕生日に「しわ取りボトックス」プレゼント。

2009/05/28 20:20 Written by Narinari.com編集部

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自分が信じる価値観を、娘に教えるというのは確かに母親としては当たり前のことかもしれません。しかしその価値観が、時には他人の目から見てあまりにも世間離れしているというケースもなきにしもあらずで……。

英国はロンドン北東地区に住む主婦のマーガレット・キングさんは、美容整形が大好き。今までに鼻の整形、フェイス・リフト、豊胸手術など、合計4,500ポンド(約670万円)もコスメティック手術につぎ込んできました。ボトックス(若返りのための美容治療)も11年前から続けています。

しかし、このマーガレットさんのボトックス好きは、少し行き過ぎてしまいました。なんと娘のジュディさんが18歳の時に、誕生日プレゼントとしてこのボトックスを与えてしまったというのです。18歳にシワとりのための注射なんて必要あるのか……との疑問の声が聞こえてきそう。

でも、ジュディさんは高校生の時からおでこの笑いジワが気になり始め、シワとりクリームを試してみたのものの効果がなく、以前から母親がやっている美容方法に興味を持っていたとのこと。誕生日プレゼントとしてもらったボトックスのトリートメントは効果抜群だったようで、以降の数年の間に、ジュディさん自身も1,000ポンド(約15万円)ほどの出費をしてきました。

「ママはいつもグラマラスだし、整形美容で若さを保とうとしている。私も彼女のような道を送ろうと思うわ」

と語るジュディさん。モデルとしての微々たる収入も、ほとんど美容のために費やしていると言います。しかし、まだまだ若い彼女にとって、ボトックスは本当に必要があるのでしょうか。

通常、シワとりとしてのボトックスは30歳以上の人に勧められる治療法です。それよりも若い肌にとっては、あまり効果がない上に、長期使用の安全性がまだ保証されていないとも言われています。

また、ボトックス治療はボツリヌス毒素が筋肉をマヒさせる作用を利用しており、使い過ぎると表情が不自然になる危険性も。無表情の顔では、逆に魅力が半減してしまうことになりかねません。若いうちからボトックスにハマることで、身体に何かしらの影響を与えないことを祈るばかりです。

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