C・ロナウドがマンU残留を宣言? 欧州CL決勝を前にファンが大熱狂。

2009/05/26 16:01 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝が、いよいよ迫ってきた。今季は前回王者のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)とバルセロナ(スペイン)の対戦となったが、両クラブの陣容がともに「史上最強」なだけに、世界中のサッカーファンの間で期待が高まっている。中でも注目なのが、マンUのクリスティアーノ・ロナウド選手(ポルトガル代表)とバルセロナのリオネル・メッシ選手(アルゼンチン代表)の対戦だろう。

とはいえ、C・ロナウド選手をめぐっては移籍の噂が後を絶たず、大一番を前に不安を抱いているマンUファンも少なくない。こうした中で英紙ニュース・オブ・ザ・ワールドは、C・ロナウド選手による“残留宣言”を報じた。同紙電子版にはマンUファンの喜びのコメントが多数寄せられ、欧州CL連覇へ向けて大いに盛り上がっているようだ。

C・ロナウド選手の移籍問題が噴出したのは昨夏のこと。本人がレアル・マドリード(スペイン)への移籍を希望したと報じられて以来、移籍問題は現在もくすぶり続けている。昨夏に残留が決まった直後も、英メディアは相次いで「移籍を1年先延ばしにしただけ」との見方を示すなど、今夏の移籍は決定的と見られていた。

しかし、5月23日付のニュース・オブ・ザ・ワールド紙は、「私がいくら『マンUに気持ちがある』と言っても、みんな移籍話を作り出そうとする。でも、私はここでプレーしたいんだ」とするC・ロナウド選手の発言を掲載。また、5月12日のマンチェスター・シティ戦で、途中交代を命じられたC・ロナウド選手が露骨に不満を示す態度を見せたが、同紙は昨夏の移籍騒動中にも噂されたアレックス・ファーガソン監督との確執を否定するかのように、「絆は深まった」と報じている。

C・ロナウド選手は、ファーガソン監督について「恐らく世界で最もサッカーの知識が深い監督」と評した上で、「尊敬ではなく、彼の子供として愛している」と発言。父親が2005年に他界して以来、ファーガソン監督を実の父親と同様に思っているという。

同紙は、レアル側がC・ロナウド選手との密約を否定したものの、今夏には獲得に乗り出すのは確実とした。その一方で、C・ロナウド選手がインタビューで監督やチームに愛情を示しつつ“残留宣言”したことから、「これで出て行ったら最も不誠実なプレーヤーとして名を残す」と厳しい論調で移籍を牽制している。

C・ロナウド選手の“残留宣言”に対し、同紙の読者からは「素晴らしいニュース」「C・ロナウドは世界一の選手だ」など喜びのコメントが殺到。欧州CL連覇の偉業に向け、ファンにとって最高のニュースとなったようだ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.