ペットを愛する男性、ヘビをポケットに隠して航空機への搭乗図る。

2009/05/24 15:12 Written by Narinari.com編集部

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愛するペットと隣り合わせで空の旅がしてみたい……ペットを飼っている人ならば一度ぐらいは考えたことがあるかもしれない。ペットへの愛情が深ければ深いほど「片時も離れていたくない」、そう思うものなのだろう。しかしながら、一歩間違えると今回のような“事件”を起こすこともある。当人からすれば「どうにかなる」程度の行為かもしれないが、他人からすれば「理解不能」な行為以外の何物でもないのだ。

日刊紙「広州日報」によると、舞台となったのは中国広東省広州にある白雲国際空港。5月21日午前、広州発寧波行きの飛行機に搭乗するべく、セキュリティチェックにあらわれた一人の男性のポケットに“何か”が入っていた。担当の女性係官が男性のズボンに手を触れたところ、それは細長くて柔らかい物体。しかもその物体はもぞもぞとうごめいている。

不審に思った女性係官が男性にポケットの中身を出すように命じたところ、男性は慌てず騒がず、ポケットの中身を取り出した。すると、中から15センチほどのベージュ色をしたヘビが「シューシュー」と舌を出しながら現れたのだ。その場にいた女性係官やほかの旅客が驚いたのは言うまでもないが、当の男性は何とかヘビの帯同を許してもらおうと係官にせがみ続けたというのだから呆れたモノ。報道によると、男性はヘビを帯同して飛行機に搭乗できないことを知っていたが、ポケットに隠せばごまかせると思っていたという。

航空会社によって多少異なるが、日本航空や全日空では、ペットを飛行機に乗せる場合は客室ではなく貨物室で預かることになっている。しかも乗せることが許されているのは犬や猫、ウサギやハムスターなどの小動物のみだ。ヘビのような危険性の高い動物は、貨物室でも断られる場合が多い。

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