「据え膳食わぬは男の恥」に共感する? 20代の前半と後半でギャップ。

2009/05/21 15:35 Written by Narinari.com編集部

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「『据え膳食わぬは男の恥』(女のほうから言い寄ってくるのを受けないのは男の恥であるということ――大辞泉より)」。昔から男性の在り方のひとつとして使われてきたこの言葉は、近年、変化を続ける男性の恋愛意識の中では、どのように捉えられているのだろうか。ヤフーバリューインサイトがそうした男性の恋愛意識などに関する調査を実施。結果を公表している。

この調査は首都圏1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住の20〜49歳の男性300人を対象に行われたもの。あまり恋愛に積極的ではない男性のタイプを指す「草食男子」といったキーワードがメディアを賑わす昨今、調査では年代間の“恋愛意識の差”などを浮き彫りしている。

それによると、「『据え膳食わぬは男の恥』に強く共感する」かどうかについて、「非常にあてはまる」「ややあてはまる」と回答した人の割合を世代別に並べたところ、25〜29歳が最も低く(26.0%)、30〜34歳(32.0%)、35〜39歳(36.0%)と徐々に割合が増え、40〜44歳が最も高い割合を示した(46.0%)。ただ、若い世代が一様に据え膳を食べない「草食男子」なのかと言えばそうではなく、20〜24歳は比較的高い割合を示している(36.0%)。20代の前半と後半には大きなギャップが存在している格好だ。

また、「男女の関係では、主導権は男性が持つべき」かどうかについて、同様に「非常にあてはまる」「ややあてはまる」と回答した人の割合を世代別に並べたところ、30〜34歳が最も低く(32.0%)、35〜39歳(46.0%)、40〜44歳(50.0%)と徐々に割合が増え、45〜49歳が最も高い割合を示した(60.0%)。30代前半から年代が上がるほど割合も高くなっているが、一方で20〜24歳は「据え膳〜」の質問の結果と同様、比較的高い割合を示している(46.0%)。

こうしたことから、「草食男子」にあてはまる男性は20代後半から30代前半が中心で、より若い世代は、「草食男子」に逆行する別のタイプであることがうかがえる結果となった。

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