先日、米国マサチューセッツ州で“忍者”の格好をした男が、コンビニエンスストアとドライクリーニング店に押し入るという事件が発生しました。この“忍者”、忍び装束に刀という本格的な出で立ちで、刀を振り回しながら店に現れたのです。

犯人は声の様子から20代ぐらいの男だったと見られています。“忍者”はまず、刀を振り回してコンビニに押し入り、店員の女性に近寄りました。女性はもちろん怖くなって、すぐに電話を手にして警察に連絡を取ろうとしたのです。すると犯人は、

「もしかして、いま警察に電話してる？？」

と、若干焦ったリアクションを見せたそう。この女性が「そうだ」と答えると、さっさと遁走してしまいました。続けて次のターゲット（ドライクリーニング店）に飛び込みましたが、ここでも店員が「レジの鍵が開かないからお金を渡せない」と説明したところ、騒ぎもせずにまた退散したとのこと。

ちなみに通報を受けた警察は、強盗未遂として捜査を進めているそうですが、今のところ犯人は“忍者”らしく、どこかに雲隠れしているようです。