離脱した村田修一選手がWBC連覇を祝福、息子から“金メダル”もらう。

2009/03/25 16:27 Written by Narinari.com編集部

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列島を熱狂の渦に巻き込んだ第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦から一夜。依然、勝負を決めたイチロー外野手に改めて感動する声や、大会連覇という偉業を成し遂げた優勝メンバーへの賛辞が各所から挙がっている。そうした中、けがのため日本代表チームから離脱し、準決勝・決勝を見届けることなく帰国した村田修一内野手がブログを更新。侍ジャパンのWBC優勝を祝福している。

村田選手は「侍ジャパン おめでとう!!」と、ともに戦ってきたチームメイトを祝福。侍ジャパンの4番打者として25打数8安打、2本塁打、7打点の成績を残しながら、決戦の場に居られなかったことについては「グランドに立てなくて…申し訳なかったですが悔い無し。やるべき事はやりました!」と語るなど、すでにプレーの面では完全燃焼できたという気持ちに切り替えられているようだ。

その一方で「金メダルをあの場で貰えないのは残念でしたが…」と、優勝後の盛り上がりや金メダル授与のシーンを見てしまうと、やはり残念な気持ちがこみ上げてきてしまった様子。ただ、長男・閏哉(じゅんや)くんから手作りの“金メダル”をもらったそうで、これには「心に響く金メダルでしたよ。。」と感慨深げだ。ブログには首から“金メダル”を下げた村田選手と閏哉くんの写真も掲載されている。

メディアでもたびたび話題に上るエピソードだが、閏哉くんはわずか712グラムの超未熟児として生まれた。医者からは「9割助からず、助かったとしてもその中の9割は障害が残るだろうと言われとった」(公式ブログ/08年4月7日)というほど危険な状態だったが、現在は障害もなくすくすくと成長し、村田選手のブログにも頻繁に登場しては元気な姿を見せてくれている。

そんな閏哉くんが作ってくれた“金メダル”は、WBCの金メダルとはまた違う意味で、何物にも代え難い最高の“金メダル”となったのかもしれない。

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