吉野紗香が愛犬かまれ激怒、リードつけぬ飼い主に「殺す気だったのか」。

2009/03/24 23:59 Written by Narinari.com編集部

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近年のペットブームによって犬を飼う人が増えているが、それに伴いマナー面でのトラブルが増加している。その中でも特に苦情が殺到しているのが、犬にリード(引き綱)をつけないで散歩をしている飼い主。インターネットの質問コーナーでもリードをつけない飼い主への対策案を募る投稿が多く、頭を悩ませている人も少なくないようだ。

こうした中で、犬好きで知られる女優の吉野紗香がリードをつけていない別の飼い犬に愛犬がかまれるトラブルが起きたことを自身のブログで紹介、その怒りをつづっている。

吉野紗香はパグ、ペキニーズ、シーズー、チワワの4匹を飼っており、ブログでは愛犬へのあふれる愛情をつづることもしばしば。この日、普段どおりに4匹を連れて散歩に出かけた吉野紗香だったが、歩道で首輪もリードもつけていない柴犬を発見。以前に柴犬に関する殺人事件を耳にしていたため、警戒心を抱いたという。

すると、車道を挟んだ反対側の歩道から飼い主らしき女性がその柴犬に「おいで」と呼びかけた。もちろん、その方向に柴犬が行ったら車にひかれるのは確実。吉野紗香が「呼んでる女もおかしいし、こっちも襲われたくないけど、目の前でひかれるのは見たくないし」と悩んでいると、柴犬が駆け寄り、ペキニーズのキャンディーちゃんの首にかみついて振り回したそうだ。

吉野紗香が「やめてー! やめてー!」と叫びながら柴犬の顔を叩いて引き離し、毛が多かったことも幸いしてキャンディーちゃんは無傷で済んだという。

相手の女性は柴犬を他人から預かっていたようだが、吉野紗香は「バカな飼い主のせいで、犬も危ない状況におかれるし、周囲にも迷惑がかかるし、そんな奴飼う資格もないし、しつけできないなら無責任に預かるな!」と激怒。また、その前の対応にも「預かってる犬なのに、道路の向こうから呼んで殺す気だったのか?! 本当に有り得ない! 信じられない!」と怒りをあらわにしている。

以前に、リードをつけていないために犬が車にひかれる事故を目撃したという吉野紗香、その怒りは法整備にも及び、「日本の動物に対する法律の改正が、近い将来なかったら、悲惨な事故や事件が増えていくだけで、喜ぶのは悪徳ブリーダーと悪質な獣医だけだ!」「『リードは必ず着ける!』と法律で決めるべきです!」とつづっている。

リードをつけない散歩の禁止条例をもうけている地方自治体は多いが、不十分であるとの指摘も多い。その一方で動物愛護の観点からノーリードに反対する声もあり、問題は複雑化している。

ちなみに、ペットが人をかむ「咬傷事故」は保管上の不備や放し飼いはもちろん、リードをつけていたときでも責任が認定され、相手が死亡しなくてもその賠償額は高額。また、ペットへの咬傷事故でも損害賠償や慰謝料請求が認められた事例もあるようだ。

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