3月6日に都内でCDデビューイベントを開いた「KINYA＆Alphaプロジェクト」。1980年代に「笑っていいとも！」などへ出演したおネエタレントKINYAをリーダーとする10人組ユニットで、「摩天楼ブルース」を3月12日にリリースしたが、メンバーの中にプロ野球中日・落合博満監督の息子、福嗣さんが含まれていることで話題になった。

記者会見では有名人である福嗣さんへ質問が集中し、交際中の女性と前日にケンカしたことや、「ガンダム」の主題歌になることが目標と語るなど上機嫌な様子だった。しかし、リーダーのKINYAは福嗣さんばかりがクローズアップされたことが悔しかったようで、自身のブログに「しかしあんた記者の質問は福詞（ふくし）君にばっかりじゃない。。失礼ね」とつづっている。

福嗣さんは幼少時の奔放な言動が各所で話題となったが、キルギス共和国へ交換留学生として派遣されるほどロシア語と英語が堪能で、現在はこの音楽活動と共に大学院進学に向けて勉強にも頑張っているという。

こうして福嗣さんに話題が集中した「KINYA＆Alphaプロジェクト」だが、メンバーの中に人気歌手、倉木麻衣の叔母で女優の滝沢れいこが参加していることも報じられ、こちらも注目を浴びている。滝沢れいこは現在50歳で、倉木麻衣の母の妹なのだとか。

グループのリーダーKINYAとは87年に「BAD BOYS BAD GIRLS」という舞台で共演した仲で、3月7日発売の東京スポーツには「1980年代に活躍した女優で、結婚を機に芸能界を引退。だが離婚したため現在は独り身だ」と紹介されている。また、00年頃に一部週刊誌にAV女優だった過去が報じられ出演ビデオまで紹介されたが、東京スポーツによると「事実無根の噂だった」という。

しかし、滝沢れいこの活動が知られるのは、舞台のほかには吉田拓郎の妻、森下愛子と共演した81年公開の映画「とりたての輝き」（浅尾政行監督）のみ。今回のCDデビューイベントは前日の自動車事故で負傷したため欠席しており、今後メディアの前に現れる機会が注目されそうだ。