大河ドラマで人気の戦国武将・直江兼続、地元新潟の検定試験も盛況。

2009/03/03 13:06 Written by Narinari.com編集部

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ゲームなどで若年層を中心に戦国武将の人気が高まる中で、NHK大河ドラマ「天地人」で妻夫木聡演じる主人公、直江兼続の注目度が上昇している。その直江兼続と主君である上杉家の地元新潟で第1回「謙信・兼続検定試験」が行われ、700人以上が受験する賑わいを見せた。

ここ最近の戦国人気は、全年代をカバーする人気商品に推されている。2004年にコーエーから発売された「戦国無双」、2005年にカプコンから発売された「戦国BASARA」などのゲームで若年層の男女から人気に火がつき、2007年には「戦国無双」がパチスロに移植され大ヒット。さらに、パチンコ「CR花の慶次」も好評を博した。また、デアゴスティーニの「週刊 安土城をつくる」が話題を呼び、熊本城復元のための募金「一口城主」にも申込みが殺到するなど、戦国時代とその周辺の人気の例は枚挙にいとまがない。そして、今年1月から放送が始まった大河ドラマ「天地人」で、ブームは頂点に達しようとしている。

中でも人気が急上昇しているのが、主人公の直江兼続。上杉謙信の養子、景勝と主従関係を結んだ兼続は、温和で男前だったといわれている。その影響で新潟を訪れる観光客が爆発的に増え、上杉謙信が出陣の際に振る舞ったとされる料理を再現した「かちどき飯」を提供する店の予約も、昨年3月のゼロから今年3月は350食、4月は788食に急増している(新潟日報より)という。

こうした中で行われた「謙信・兼続検定試験」は、上杉謙信の根城・春日山城がある上越市と新潟市の2会場に分けて実施。100問の4択を解いて7割以上正解すると合格というこの試験を760人が受験し、「天地人」による人気をここでも証明した。

第2回の検定試験は今年10月から11月に予定しているそうで、この時期は大河ドラマが佳境を迎える頃。昔からのファンだけでなく「天地人」で直江兼続の虜になった人も、第2回の受験を目指して関連書籍を読みあさってみては?

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