狩野英孝の実家神社で本鳥居が復活、春の大祭には無料ライブ開催。

2009/02/19 16:52 Written by Narinari.com編集部

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2月3日放送のテレビ朝日系「ロンドンハーツスペシャル」で、アーティスト名「50TA」での“歌手デビュードッキリ”に引っかかった自称イケメン芸人こと狩野英孝。ドッキリのステージ上で「芸人を辞めます」との発言も飛び出すほど、歌手活動への意気込みは相当なもので、ステージではホテルのアダルトチャンネルを見ながら作ったという歌など6曲を披露。しかし、最後にドッキリ恒例の落とし穴に落ち、ロンドンブーツ1号2号の田村淳の登場で“天国から地獄”へと突き落とされた模様が放映された。

「50TA」でのデビューは幻に終わったとはいえ、放送終了後から行われた着うた配信は30万ダウンロードを記録し、急きょ2月22日に六本木ヒルズアリーナで緊急ライブが開かれることになるなど、本人にとってはドッキリもプラスに作用したようだ。

そんな狩野英孝の実家が宮城県栗原市にある桜田山神社ということは、本人もテレビ番組などでたびたび述べている。1500年の歴史を持つ由緒ある神社だが、昨年6月の岩手・宮城内陸地震で壊滅的な被害を受け、約300年前に建てられた本鳥居や灯籠なども倒壊。今年の初詣時期は柱だけの状態だったという。

その震災から約8か月、降雪に阻まれながらも地元の人々の協力を受けて建て直された本鳥居が披露された。4月12日に開催される春の大祭に間に合った形だ。

神主を継ぐことに反発して飛び出した狩野英孝だが、芸人として成功するとテレビ番組などで実家を宣伝。これによって、今年の初詣客は例年の10倍という約3000人が訪れる盛況となった。4月には狩野英孝も帰省し、春の大祭で無料ライブを開くとしている。

震災の影響で現在も避難生活を続ける人も少なくないが、売れっ子となった狩野英孝が地元を盛り上げることができるかどうかも見どころの1つ。父親で神主の勉さんも「人出を地域活性化につなげたい」(河北新報より)と大いに期待しているようだ。

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